ラストラン?2010年11月23日 16時03分00秒

 先週引いた風邪でまだ本調子ではなかったけれど、今日を逃したらもう今シーズン外を走れないかもしれないと思い、いつもの小林峠定番コースに出かけた。

 実は昨日も午後から同じコースに出かけたのだが、峠を登りUターンしたところで雨が降り始め、あわてて小別沢トンネル経由でショートカットしなければならなかった。円山公園から裏参道あたりに来たら土砂降りに。Selle SMP Compositは、うわさどおりにウォシュレット状態になった。

 今日の天気は雲がどんよりして、どうもぱっとしない。気持ちまでふさがってしまいそうになる。この季節から冬にかけて鬱になる人が増えると聞いたことがあるが、さもありなんだ。妻も午前中ふさぎ込んでいたが、自転車のことを考え出したら前向きになり、思い切って出かけると言い出した。妻が先に出発して後から追いかける。円山公園で追いつき、信号待ちしていた妻に手を振って、そのまま私だけ単独で小林峠を目ざした。

 気温が低いので、あまりがんばりすぎないように抑え気味で走る。峠はアウターローで。来年まで見られないかもしれない風景を目に焼き付ける。

 さてSelle SMP Compositのポジション出しの件。入手してから2ヶ月が経過。今でも少しずつ調整を繰り返している。いつも数ミリ単位の移動だ。でも、お尻が自然にサドルの座る位置を覚えてきたようで、ポイントがつかみやすくなってきた。「ここだ」という位置が確かにある。そこから少しでもずれると大きな違和感を感じる。でも、ポイントが合いさえすれば、至福の時が訪れる。

 ポジションがなかなか決まらなかったときは、自分だけ特殊なお尻をしているのではないかと少し落ち込んだが、そんなことはなかった。私の場合、サドルが消える方向に行くと言うよりも、サドルがむしろ積極的にペダリングをサポートしてくれているという意識に傾く。以前に比べ足が回るし、力がダイレクトに伝わる感触がある。さりとて、地面からの突き上げで尻が痛くなるということはない。

 このサドルの特徴をどう表現したらいいのかと考えていたら、関節のことを思い出した。関節は一方が凸状でもう一方は凹状になっていて、柔軟に動きながらも力を伝達できる構造になっている。このサドルも、人体の座骨突起部をサドルに設けられた凹状のくぼみで受けて、効率よく力を伝達するとともに、人体をサドル状に固定する役割をしていると考えられる。
 なるほど、奇抜と思っていたこのサドル、人馬一体ということばあるとおりに、人と自転車が一つにシステムとしてうまく組み合わされるために必然的なデザインなのかもしいれない。

LOOKのフレーム2010年11月23日 16時34分43秒

 妻から思いがけないプレゼントがあった。最初は半信半疑だったが、日を追うごとに本気だとわかってきた。あまりに疑い過ぎても相手に失礼なので、ありがたく申し出を受けることにした。妻に感謝。妻もロードバイクを始めて、そのおもしろさに気がついてくれたのが大きかった。よかった、よかった。ばんざーい!

 ということで夢にまで見たLOOKのフレームを発注した。コンポはD/Aと言いたかったが、それはまた次回の目標として、今回はULTEGRAに。シフトケーブルが内装になっただけでも魅力がある。

 昨日発注して、今日になったら購入先からメールが来てもう発送したとのこと。発送まで数週間くらいかかるかなと思っていたのでびっくりした。税関で手間取らなければ、12月初には届く予定。
 この冬は楽しみながら(or 苦しみながら?)セットアップしていこう。

 これまで乗ってきたKX Light号はこれからも練習用として乗るつもり。あるいは、来年春に持ち家の方に引っ越しするかもしれないので、そのときは通勤用に使うことになるだろう。

 おっと。今日は妻の誕生日だった。○○年間、ご苦労様。これからもお元気で。