第一便の荷物が到着2010年12月03日 15時01分39秒

 海外に発注していた自転車部品の第一便が届いた。まずはコンポと小物類。LOOKのフレームは今月中旬頃到着の予定。今回の関税は2,600円也。

 中を開けてみると、ちょいと問題があることがわかった。コンポ一式を頼んだのに、BBが入っていない。まあ、これがなくても手持ちのがあるので困ることはないが、一応お金を払っているのでクレームの対象とする。

 そしてもう一つ。LOOKのボトルケージを頼んでいたのに、入っていたのはColnagoのほう。値段はこちらが高いのだが、しかしデザイン上ミスマッチなのでそのままにすることもできない。これもクレームに。

 今、相手にメールを打ったところ。どんなトラブルでも、少し楽しむくらいの余裕を持って対応できれば、これで私もおとなの仲間入りか(?)。
 トラブルの時こそお店の真価が問われる。きちんと対応してくれるお店であれば、信頼度はぐんと深まるものだ。

朝里峠を目ざす2010年12月06日 15時10分10秒

 季節外れの暖かさでまだ外を走ることができる。昨年は11月下旬あたりでラストランだったような記憶がある。こんなチャンスを逃す手はない。

 昨日は午後から時間を見つけて定番の小林峠を川沿側から上るコースを走った。ほとんど乾燥路面だったが、峠手前付近は一部ウエット。私はお尻がぬれるのが嫌いなほうなのだ。でも背に腹は替えられない。そろりそろりと走り抜ける。
 このあたりで前方にローディを発見。青いジャケットを着てがんばっている様子。後ろから声をかけて前に出る。乗っていたバイクはアンカーだったかもしれない。

 今日は午後から崩れるとの予報。時間的に許される限度は、朝里峠の途中あたりだろうと予想し、とにかく行けるところまで行くことにした。
 気温は低くはない。しかし防寒対策として、PROのシューズカバーとグローブ、ビブタイツに長袖ジャージ。下にはアームウォーマーを装着。上はこの季節としてはかなり薄着の状態。それでも、帰りはアームウォーマーを外してしまった。
 シューズカバーの効果は絶大。足先が快適だと走りに集中できる。このシューズカバーは、ペダルをキャッチするときに、またく邪魔にならないのがよい。カバーをしていない感覚と全く同じだ。

 さて、最近はローラーでLSD中心のトレーニングに絞っていたので、筋力が落ちているはず。上りで少し苦労するかなと予想していた。ところが上り始めると足が滑らかに回る。張碓トンネル手前の緩い坂道はケーデンス98あたりで「飛ばして」行った。いつもはここで飛ばすと息が切れて、頂上寸前でへろへろになることもあるのだが、今回は最後までペースが落ちないし、息もそれほど上がらない。余裕を残して下りに入った。
 朝里温泉からの上りもそうだった。ダム手前にあるループ橋でもケーデンスが落ちない。息も上がらない。

 すでに冬ごもりしているダム資料館で補給。ここから魚留めの滝まで目ざすことにした。ここから所々ウエットではあるが、ぬれるほどではない。途中結構な斜度があるヘアピンカーブもあって、私にはいつも難所に感じられるところだ。今回は速度はそれほどでもないとは言え、一定のペースでくるくる回しながら上ることができた。ちなみにギアは39×23。ホイールは7850−SL 。

 道路には雪もなく、凍結した箇所もなかった。おそらくそのまま峠まで登れただろうと思う。しかし、時間がなくなったのと、ハンガーノックの予感がしてきたので、魚留めの滝で引き返すことにした。

 帰り道の張碓トンネルまでの上りは、これまでにないほど快調な走りだった。速度は23Km/h付近を常に維持。速度が落ちても20Km/hを下回ることはなかった。あれよあれよという間にトンネル到着。こんなすばらしい体力が私にあるはずはないので、おそらく追い風基調だったのだろう。

 今年の4月、このトンネルの出口で買ったばかりEVO-CXⅡをガラス片でパンクさせた苦い記憶がよみがえる。今日見たら、出口付近はきれいに清掃されていた。

 ということで、息がそれほど切れなかったのはLSDトレーニングの効果と判断。また、上りで足が滑らかに回るのは、片足ペダリング練習とファストペダリング練習の効果と推定される。オフシーズンに入る前にトレーニングの効果を確認できたことは大きな収穫だった。このまま続けて行こう。

LOOKのフレームが到着2010年12月06日 15時51分10秒

 土曜日の夕方、待ちに待っていたフレームが到着した。ちょうど、間違って届いたColnagoのボトルケージを郵便局からイギリスのショップに送り返して戻ったら、玄関で宅配の方が手続きをしている最中。妻がにこにこしながら(本当は渋い顔で)関税を払ってくれていた。

 中を開けてみると、間違いなく注文の品。良かった。これでサイズが違うとかだったら目も当てられない。

 注文したのはLOOK 595 2010年モデル。LOOKの公式WEBには2011年モデルしか載っていないので、595は姿を消している。だから安くなったということでもあるが。

 サイズはS。私の身長では、MサイズにするとISPシートポストの下限値を切ってしまうので、自動的にSサイズに決まってしまった。今使っているKX Lightとトップチューブ付近のジオメトリーを比べてみると、サイズの違いはそれほど大きくないようなので、まずは第一関門通過。

 ネットには595を最初からセットアップした記録を公開してくださっている方がいて、大いに参考にさせてもらった。その方は、購入直後BBが入らず、結局ショップでタップを切り直してもらったとか。おお、恐ろしい。私のもそうなのだろうかと、居ても立ってもいられずに確認してみた。手持ちのULTEGRAのBBをおそるおそる付けてみる。するすると奥まで回った。第二関門通過。

 ところで、付属品の中にはDVDは入っておらず(おそらくモデルが古くなったためだろう)その代わりに、Jagwireの白いアウターケーブル(シフト用とブレーキ用の2本)が同梱されていた。これは心憎い演出。

 このフレームはケーブル類がフレームの中を通過する構造になっている。もちろん私には初めての経験。付属のマニュアルには、ケーブルの取り回しに関しては一言も触れられていない。全く予備知識なしでセットアップしようとしたらかなり手間取ったことだろう。ここも先駆者の知恵をネットから拝借させていただく。

 まずはISPのシートポストを切断するところから作業が始まる。これまでおよそ3ヶ月間にわたり、Selle SMPをいじくり回してきたので、ほぼポジションは定まっている。あとは、長さを間違えないように注意しなければ。

 夜な夜なフレームを撫で回していたら、妻が「まるで変態だ」と言ったので、「いや、このフレームは微妙に左右の形状が違うので確認していたのだよ」と、しどろもどろに答えた。
 世の中は広いから、もしかしてフレームと一緒に一夜をともにする人もいるかもしれない。さすがに私はしないけれど(たぶん)。

シートポスト切断は難しかった2010年12月08日 17時23分10秒

 LOOK 595のセットアップでもっとも勇気を必要とするのがシートポストの切断だと言われている。なのでなかなか手を出せないでいた。しかし、いつまでもぐずぐずしているわけにもいかない。意を決して切断を試みた。

 しかしこれが思っていた以上に難しかった。切断すること自体はそれほど困難はない。手元にある金鋸を使ってギコギコやった。アルミなら今まで何度も切ってきた。アルミに比べるとカーボンは切れにくい。それでも15〜30分程度で終わる。

 問題はその後。このフレームには、親切にもカットする際に使うガイドがついてくる。それを使えばまっすぐに切れるだろうと最初思った。ところが、そうはいかなかった。切った後でE Paostを装着してみると、切断した部分にがたがたと隙間が見えるではないか。
 これはいけない。平やすりを使ってごしごしと磨いて平らにする。その際、付属のガイドを境界面に合わせ、最後はガイドも一緒に磨く感じでやすりを動かした。これでやっと鑑賞に堪える程度に切断部分が滑らかになった。

 しかしもう一つ問題が。写真でわかるように、金鋸とやすりを使った衝撃で、切断面の塗装が一部分欠けてしまった。こんなに塗装がとれやすいとは思わなかった。もうこなったら、タッチアップで修正するしかない。カラーがブラックだったら、目立たなかったのかもしれない。そんなことを思ったけれどもう遅い。

 やっぱり何事もやってみないとわからないことがある。賢明な読者諸君はこんな失敗などしないだろうが、失敗したことを公開することで少しでも世の中のためになればと思い、恥を忍んで書いた次第。

 プロのショップはこんなこともすでにノウハウとして蓄積しているのだろう。どうしても美しいフレームを手に入れたい方は絶対にショップに依頼すべきだ。

最近のトレーニング2010年12月09日 22時08分48秒

 最近は、LSD(心拍数140程度)を1時間、最後に片足ペダリング(左右各1分)を3セットを基本メニューとしている。これに週一回、ファストペダリング(ケーデンス120)を加える。

 昨日はそのファストペダリングの日。3月までに1時間継続してまわせることを目標としている。最初は30分からはじめ、今は45分までできるようになってきた。しかし心拍数は相変わらず160を超えることが多い。まだ滑らかなペダリングとはなっていない。

 片足ペダリングは想像以上に腹筋を使う。腹筋トレーニングなんかしなくてもペダリングできると思っていたときもあったが大間違い。
 私の場合、右足ではなんとか3セットをこなせる。しかし左足はなさけないほどぎっこんばったんだ。最後の30秒は腹筋が熱く焼けるような感覚が襲ってくる。来年の雪解けの頃には滑らかなペダリングを獲得できるだろうと期待しているが、さあどうなるか。