Dynaco MK3の改造(13)2017年09月22日 22時19分09秒

解体作業にとりかかる。まず片チャンネルだけ。
シャーシー上面にはほこりがかかり、曇があったので磨いてみた。しかし、磨きすぎるとこんどはレタリング文字も薄れてしまうので、ほどほどのところで止める。
トランスも錆が浮いているので再塗装したほうがよいかもしれないが、どうするかはまだ決めていない。

チョークトランスを載せるために、φ30mmの穴を電源トランスがあったところに開けるつもり。部品をどこに同配置するか、いろいろ考える。そんなときが一番楽しいかもしれない。
ところで、KT88を挿すUS8ピンソケットとしてQQQ製を誂えたのだが、実物合わせをしてみると、若干穴のほうが小さくてうまくはまらない。1mmくらいシャーシから浮いてしまうorz
穴を開け直しても私の腕なら見栄えが悪く浮いてしまう。スペーサーを入れ、ソケットをシャーシから浮かしたままにすることにした。Analog 親父様によれば、むしろそのほうが音が良いとの情報もいただいていたので、自分を納得させる。

Dynaco MK3の改造(12)2017年09月19日 20時08分10秒

CAEのデザインを参考にしてアレンジしたのが掲載の回路。
位相反転段を省略して初段と終段はRC結合となっている。

これまでは、三結、無帰還を特徴していたのが、こんどはUL接続、高帰還アンプとなった。シミュレーションでは、歪率などで大きな改善がみられるようだが、さて実機ではどうなるか。

昨日、外に出した電源トランスを載せるための板を目的のサイズに切り出し、サンダーでヤスリがけした。板厚は30mmあって、木工店を営む知り合いからただ譲っていただいたもの。ストーブで燃やすつもりだったという楓材の端切れ。手動ノコできれいに仕上げる自信がないので、わざわざ電動ノコまで買った。これは便利。

まずは現在のアンプを解体するところから作業が始まる。完成するまでの間、サークロトロン・アンプに戻す。

戻して驚いた。思いのほか良い。
Dynacoがすばらしいと言っておきながら、その欠点が目立つようになると、サークロトロンの良さが引き立ってくる。とにかく細かな音がよく出て、解像度抜群。Dynacoに負けずきちんと音が前に出てくるところも良い。ただし欠点があって、妙な響きがつきまとい、明らかに初段が理想動作をしていないのが気にかかる。初段をWE420Aにすればかなり歪率が改善することがシミュレーションでわかっている。Dynacoが一段落したら、次はそこに手をつける予定。

電源トランスを外に出すのは、第一にトランスのうなりと振動を抑えることが目的だった。よく考えてみると、外出し電源はDynacoアンプだけではなく、他にも使い回しができるということであって、300Bシングルアンプにはもったいないほどの容量があり、うってつけではないか。
そうなると、300Bシングルへの道程は容易なものとなるだろう。サークロトロンの次の目標となる。

Dynaco MK3の改造(11)2017年09月19日 19時37分36秒

最初は大いに感動した改造版であったが、時間が経つにつれだんだん欠点も見えてきた。

雄大なのはいいのだが、繊細さに少々かけていて「大味」という印象が拭えない。加えて、低音が緩み加減で、細かな音階が聞こえてこない。なにかがまだ不十分なのだろう。

こんなとき、やみくもにカットアンドトライしても、真空管アンプの経験が浅い者には徒労で終わる可能性が高い。先人たちの汗水たらした成果から謙虚に学ぶことが一番確実である。

しかし、世の中にはいろいろな回路が出回っていて、目移りするばかり。どれが本物か、見分けが難しい。迷った末に目をつけたのがCurcio Audio Engineeringである。MK3のアップグレード・キットを販売している小さな(多分)会社である。セールストークによれば、様々な回路を長年検討してきたとある。また購入者のコメントも載せてあって、それなりの自信があると見た。
幸いなことに回路を公開してくれている。これを参考にさせていただいて、初段をもう一度作り直すことにした。

Dynaco MK3の改造(9)2017年09月05日 21時00分27秒

内部の様子。既存のものを活かしながら手を加えたので、整理はされていない。近い将来、一旦全部品を外して作り直すつもりでいる。そのときはもっと美しくなるだろう(多分)。


追加したチョークトランス、タンゴのNO-10483。応急措置として外付けしたので、ガラス絶縁テープで安全を確保した。なのでどうも見栄えが悪い。これも、作り直しするときには電源トランスをはずした空きスペースに納めたいと考えている。

Dynaco MK3の改造(8)2017年09月04日 21時42分06秒

完成作品。
アンプから発する熱が結構あって、クーラーがない我が家では夏には絶対に使えない。冬になれば暖房機の代わりになって重宝するかも。