高負荷トレーニング2010年10月01日 19時55分53秒

 高負荷トレーニングを初めてまだ数日しかたっていない。身体への負担も大きいので回復日も必要だ。それでも少しずつ変化を感じられる。

 今日の夕練でのこと。小林峠頂上でUターンして下りに入る。すぐに片側交互通行区間なので車が列をなして停止している。発進の合図とともに、車を追いかけていく。最近は車が速度を上げると離され、それで終わりだった。シーズンはじめは、なんとか追いつけたように思う。徐々にパワーが低下して、追いつけなくなっていた。
 ところが今日は少し違った。車の加速になんとか追いつけるようになった。もっとも長くは続かず、最後はちぎれ加減にはなったのだが。それでも、以前よりも踏ん張りがきくようになったのは実感できた。

 もう一つの変化。10%以上の(私にとっての)激坂をダンシングで上るとき、これまでなら序盤でもうへこたれてしまい、後はヒーヒー言いながら上るだけだった。ところが最近、きれいなダンシングフォームをこれまでよりも長い区間維持できるようになってきた(と思い込んでいる)。もっとも最後まで続かないところがまだまだ未熟なところ。これを徐々に距離を伸ばすようにしたいと思っている。今のところ、盤渓峠の頂上まで続けられるようになることが目標。

 つい先週あたりまでは、夕練に出ても筋肉痛を感じないなどとのんきなことを書いていた。今は違う。大腿四頭筋や大臀筋に痛みを感じている。

 ところでダンシングについて。ステムを10mm長くしたことも影響があるのだろうか。以前に比べてダンシングの感覚が少し変化してきているように思う。
 ダンシングとはよく言ったもので、バイクをパートナーにしてまるでダンスをするかのように踊る感覚だ。バイクを力任せに振り回すのではなく、バイクを美しくスムースにこちらと息を合わせながら一体となって踊る。そのとき、足はくるくる回すと言うよりも、もう少し積極的に前に踏み出す感覚がある。そのまま踏み続けるのではなく、これもまたスムースに重心を移動させて、左右の足を切り替え、流れるような円を描く。

 と、ことばで言うのは簡単だが、とにかくそんなことを意識しながらダンシングしている。私にとって新たに発見したポイントは、まるで山を登るように足を前方に踏み出していく感覚だ。ペダルを下方に踏み込むのではなく、進行方向前方の約20cm先あたりをめざす。そのとき足を10時あたりからパワーを円軌道の接線方向にかけて、12時の上死点を超え、2時あたりまで続く意識。

 これが正しいかどうかはわからない。そのうちまた修正が入るだろう。

心拍数とトレーニング2010年10月04日 21時13分37秒

 朝方、目が覚めた直後の脈拍数を数えてみたら52だった。健康状態は正常で特に疲れがたまっている感じはない。たしか1年ほど前は55程度だったと記憶しているから、少し進化したのだろうか。最近のインターバルトレーニングが効いてきたのかもしれない。
 若い頃からの夢は心拍数が50未満になることだった。もう少しトレーニングを続けたら50の大台を切れるかも。しかしながら、我流のトレーニングではどうもいかん、と限界を感じていた。

 今日は雨だったので、暇つぶしに近くの古本屋さんに寄ったら、「ミラクル・トレーニング 7週間完璧プログラム」(ランス・アームストロング、クリス・カーマイケル共著)が棚に置いてあった。アスリートの皆さんはとっくの昔に読んで勉強されている今や古典の部類に入った本を、ようやく入手した。古本にしては高いと思ったが。。

 読んでみると、すでに雑誌で取り上げられているトレーニング理論は、全部これが元ネタだったことがわかった。一方、まだ斜め読みしただけだけれど、結構参考になることも書かれている。「公道でのルール」はしっかり頭にたたき込んでおいた方がよい記事だ。また、ランスが何度も車にはねられたと書かれていて驚いた。アメリカでも、自転車は邪魔者扱いされているとか。

 もう少し熟読して、自分なりに有効なトレーニングメニューを立てられればと考えている。

チェーンのお掃除とホイールのグリスアップ2010年10月04日 21時52分14秒

 チェーンの汚れは結構気になる方だ。と言ってもいつもぴかぴかにしなければ気が済まないというわけでもない。目視で、汚れがひどくなったと思ったとき、ミッシングリンクを外してお掃除する。

 汚れを洗い落とし、ウエスで拭き取るとき、一コマずつ確認する。結構傷がついている。もう 4000Kmほど走ってきたから、チェーン君もがんばったわけだ。ねぎらいのことばをかけてやる。

 バイクに装着してから、一滴ずつタクリーノを塗る。数時間放置した後に、固定ローラーに載せて、感触を確認。いつも感じることだが、やっぱり掃除すると感触ががらりと違う。ペダルを回すのが楽しくなる。変速も気持ちよく決まる。

 実は、チェーンの掃除の前にリアホイールのグリスアップもやっておいた。セラミック化したときからまだそんなに走っていないのでグリスアップは必要ないのだが、内部チェックとベアリングの締め付け調整を兼ねて開けてみた。
 不思議なことに反フリー側(左側)はピカピカで汚れはない。しかしフリー側(右側)は結構グリスが黒ずんでいた。ボールを全部取り出してディグリーザーできれいにして、もう一度マイクロロングリスを塗り直す。ベアリングの締め付け調整はいつものことだが難しい。「ぬるぬる」を優先すると、あきらかにリムにがたを感じる。さりとて「ごりごり」を優先すると回らなくなる。結局少し「ごりごり」があるかなと言うところにしておいた。
 その点、BORA ONEはすごい。購入したままの状態で、軽くするする回る。ごりごり感なし。がたもなし。
 7850は、フロントホイールがするする回る。リアは、セラミックに変えてまだなじみがでないのだろうか。

パワーをつけるトレーニング2010年10月05日 19時49分21秒

 日が短くなってきて、夕練の時間確保が難しくなってきた。比較的長い距離は走れない。夕方、妻と豊平サイクリングロードで走った後、家に戻らず藻岩山山麓通りに入り、宮の森ジャンプ台方面に向かった。

 練習不足だと、この坂道は結構きつく感じる。前半はよくても、後半にかけて限界になることもある。しかし、今日は余裕をもってリズミカルに上れた。こんな事ができるようになるとうれしいものだ。
 円山動物園を右手に見て左に曲がり、コンビニがある交差点に到着。ここを左に曲がり、平均斜度8%以上(推定)の坂道にとりつく。ここも、昔からひどく苦労して上った道だった。このようにして、宮の森ジャンプ台への分岐に到着。ここは車の通りもほとんどなく、照明もある。パワーをかける練習には最適だ。

 重いギアに固定し、ケイデンス40程度でジャンプ台の入り口ゲートまでがんばる。心拍数は最大で170近くまで上がる。きょうはこれをシッティングで4本、ダンシングで1本、計5本。

 帰りに、盤渓峠の途中までダンシングしてUターン。そのまま円山動物園方向に下り、旭が丘西友方面に向かう坂道をシッティングで上った。この坂は、いつもならダンシングしても最後はひーこらする場所だ。パワーをかける練習をすると、からだはそれに順応していくらしく、シッティングでも速度を維持しながら上れた。自分でも驚いた。もっとも、そんなに長時間は続かない。真如苑そばにある交差点に来ると青息吐息だ。

 家に戻ってから、ブルガリアンスクワットを左右で25回ずつ1セット。体幹が弱いので、まだ左右に少し揺れてしまう。

片足ペダリング2010年10月05日 20時37分28秒

 昨日は雨だったので、バイクを固定ローラーに載せて1時間ほど汗を流した。最後に片足ペダリングの練習をしてみた。片足1分ずつ、交互に繰り返す。負荷は中程度かけてある。以前、片足ペダリングの練習をしたときは、負荷をほとんどかけなかった。とにかくきれいに上死点を通過させることが目的だった。

 やる前は、負荷をかけてもきれいに回せるかどうか自信がなかった。ところがやってみると結構うまく回せる。右足ばかりではなく、左足も以前に比べてスムースになっている。1分のインターバルだと、何度も繰り返して行える。

 片足ペダリングは腸腰筋を酷使する。少し強くなったのかな。いずれにしても喜ばしいことだ。

 こんなふうにして、なんとか支笏湖TTの自己ベスト更新を狙っているのだが、なんにも効果がないなんて結果になったら落ち込むだろうなあ。