TDA1541A/S1差動出力プロジェクト 質量付加2008年09月02日 21時21分19秒

 早速真鍮棒を買ってきて適当な大きさに切断、TDA1541A/S1に接着した。約95gある。まだ完全に硬化はしていなかったが、待ちきれなくて音を聞いてみた。

 がぜん音に実在感がみなぎる。今更なのだが、こんなに違いがあるのかと驚く。質量を付加しないDACは実力の60%しか発揮していないような気がする。薄いと思っていた低音も前に出てくる。
 惜しむらくは、まだ高音に刺さるようなピークがあるように思える。これはまた別の原因のようだ。OSコンをDAC電源近傍に使っているが、ハンダ付け直後のエージングに時間がかかっているせいかと推測している。今後変化が見られなければ、これをブラックゲートに変更するかもしれない。
 
 それから音量が小さくなったのでボリュームを上げて聞いてみたが、どうも音が奥に引っ込んでいる。ゲインが不足している。そこで、出力トランスの一次と二次を反転し、これまで減衰させていたものを出力トランスでもゲインを稼ぐことにした。5分聞いてみたが、音が前に出てきた。以前の4パラにだいぶ近くなってきた。

 高音域のピーク対策が今後の課題。

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