毛無峠経由樺立トンネル2008年09月29日 21時16分12秒

 国道393号線が全面開通したというニュースを聞いていた。以前、地図をつらつら眺めていたとき、赤井川方面から倶知安に抜けるルートを探しても、山の中で道が途絶えていて残念に思ったことがある。ということで出かけてみた。ただし赤井川から倶知安に抜け中山峠を越える一周コースはさすがに荷が重いので、新しく開通した区間の峠にある樺立トンネル往復コースとした。

 天気予報によれば、終日晴れるはずだった。ところが毛無峠を越えてキロロに下るあたりからかなり激し雨が。。長くは続かず、降ったり止んだり。空はどんより厚い雲が。そのまま走りながら濡れた体を乾かす。赤井川方面に向かう道路から左折して樺立トンネルを目指すが、初めての道路は距離感がつかめないので、どうしても最初は長く感じられるものだ。新しい道路だけあって交通量は少ない。トレーラーやトラックがいないのでのびのび走れるのはありがたい。樺立トンネル総延長は2001メートル。入り口からは出口が見えない。しかし内部は明るく道幅も広いので走りやすい。ただし、車が来るとジェット機のような騒音が響き渡る。

 トンネルを抜けたら、空は晴れ。遠く倶知安方面が見渡せる。ここで昼食。休んでいたら、一台のローディが倶知安方面に下っていった。後ろにバイクを従えていて、荷台には予備のホイールを二本積んでいた。そう言えば今日は平日なのに結構ローディとすれ違ったな。

 この季節の服装は大変微妙である。今日は腕と足にウォーマーを履いて出発した。しかし手稲を越えたあたりで腕のウォーマーは外し、結局最後まで上は半袖で通した。下りになるとすぐに鼻水が出てくる。そして上りになるとすぐに鼻水は止まり、じんわりと汗が出てくる。自宅に戻って鏡を見たら顔中に塩が噴き出していた。

 先週、金曜日の夕方に晴れていると思って練習に出かけた。川沿まで南下してさあこれから小林峠の上りだと思ったとたんに雨が降り出した。峠手前ではもうざんざん降り。こうなったら走るしかない。帰ってみてホイールを点検したらひどい姿に。ブレーキシューがすり減り、その汚れがホイールにへばりついている。そのブレーキシューを外してみると、みごとにアルミ片が何個も突き刺さっている。ということはそれだけリムがすり減ったということ。雨中走行はまったくいいことがない。
 そして今日も雨に降られてしまった。やっぱり秋の天気はめまぐるしく変わる。

 今日はそれでもそれほど気温が低くなかったので、半袖ジャージにウオーマーでしのげたが、これからは風が肌に突き刺さってくるようになるだろう。防寒対策をしなければといろいろ考えたが、結局モンベルのウィンドバイカーに決めた。走行後、妻を誘い、ファクトリーにあるモンベルショップに行って試着。私の体型ではMサイズが標準なのだが、Sサイズの方がぴっちりして具合が良さそうだったのでこれにした。

今日の走行距離 154.8Km
   走行時間 6時間12分
   平均速度 24.9Km/h

 考えてみたら今日は峠を三つ越えたことになる。体力はまだ残っていたが、からだのあちこちがギシギシ痛くなった。まだまだだ。