夕練 腰踏みペダリング2008年09月04日 22時15分10秒

 昨日まで高温多湿のいやな日々が続いたが、今日は前線が去り一転してさわやかな空気に。夕方時間をみつけて走りに出かけた。腰踏みペダリングとはどんなものなのか、いろいろ試しながら体に覚えさせる。

 腰を使ってペダルを回転させる意識を持つと、足はまるでただの棒のようになって上体のパワーをただペダルに伝える働きをし、ハム以外の足の筋肉は使わなくなるはず。実際はどうしてもまだ大腿四頭筋が動いてしまい、無駄な動作が残る。
 この動作をしながら、思い出した。長距離を走って足が売り切れてしまったときのことだ。それでも長い上り坂を上らなければならないときとか、まだまだ家まで距離が残っているようなとき、どうやってペダルを漕いでいたか。そうか、あのとき腰踏みペダリングなんか知らなかったけれど、売り切れた足の筋肉をなるべく使わないように、まだ余力が残っている腰から上の筋肉を中心に使ってペダルを回そうとしていた。あれこそ腰踏みペダリングだった。なーんだ。
 でも実際効率よく腰踏みペダリングをしようとしても、まだまだどこかぎこちない。まだまだこれから。

 それでもこれは大きな武器になりそうだとわかってきた。40Km/hを越えて高速巡航しようとするとき、今までは大腿四頭筋を中心にして回そうとしていたから長時間踏んでいられなかった。ところが、腰踏みペダリングで回していくと、すぐには疲れない。これまでより長い時間高速域を維持できる。

 ところが長い上りのような場面で腰踏みペダリングをしても速度は上がらない。その前に心拍数が上がってしまう。結局心肺の問題なのかなあ。。

 走り終わって気がついた。お尻上部、腰からやや下のあたりの筋肉が張っている(上臀筋というのかな)。いままでここが疲れたことがなかった。これはよい兆候だろうか。

 先日ママチャリで中心街に出かけた。腰踏みペダリングをしてみた。驚いたことに、速度が上がる。ケーデンスも上がる。腰をくねくね動かしながらペダリングしていた。かなり奇妙に見えただろう。でも、ママチャリで自動車と競争できるくらい速度が上がるのだからこれはたまらない。

エージング 36時間経過2008年09月04日 22時41分35秒

 火を入れっぱなしにして36時間が経過した。音を出してみた。昨日よりも一段と落ち着いてきた。だいぶ聞きやすくなってきて、ピークやディップが少なくなってきたことがわかる。しかし、ある特定のところだけ、まだ残っている。これはどんなCDを聞いても同じカラーレーションを与えるので、すぐに感知できる。その部分にからだ拒否反応を示す。耳が痛くなる。

 まだ途上にあるが、よい方向に少しずつ変化していることは確か。とにかくじっくりと待つことだ。