走ってみた2008年08月01日 21時53分41秒

 暗くなってからわずかに時間が取れたので、外を走ってみた。コースは、円山公園から動物園横を通り盤渓へ抜ける激坂コース、峠頂上で引き返し、大倉山シャンツェ経由彫刻美術館まで。またそこで引き返し登り坂を上って、大倉山シャンツェ経由、円山公園。というかなり複雑なコース。とにかく坂を何度も上り、平地走行はほとんどなかった。

 いきなり20mm近くもサドルを前に出したものだから、最初は少し戸惑った。しかし慣れてくると、確かにペダルを円周に沿ってまわしやすいと感じる。特に11時から足を前に振り出し、そのまま下方に入力する一連の動きがスムースになった。踵はより自然に高く上げられる。引き足動作も滑らかだ。
 回転が滑らかになると、上り坂でもくるくると回しながら前に進んでいく。これに比べると今まではギッコンバッタンだったと思う。

 やっぱり標準位置をあなどってはならない。サドルを後に引けば、力を入れやすくなるのではと安易に考えていた。でも、極端に引くのは誤りだった。これからは、この位置でペダリングの練習を重ねていこう。

朝里峠2008年08月04日 15時36分40秒

 外は朝から快晴。が、寝て起きたら頭の芯が痛い。昨日疲れが出てきて、9時過ぎに布団に入って10時間近く寝たのに、体調があまりよろしくないようだ。

 今日の目標は、朝里峠から中山峠を考えていたが、どうも無理かもしれない。というように不安を抱えながら出発した。走り始めて、やはりどうもおかしいことに気がついた。心拍数が異常に高い。ちょっとした坂なのに、すぐに170bpmを越えてしまう。そして平坦部でも心拍数は下がらない。とにかく無理をしないで、朝里ダム資料館まで走ることにした。

 そこで15分休憩。おにぎりを一個食す。食欲はある。今回は、記録を狙わずとにかく新しいサドル位置でのペダリング練習に徹しようと考えた。と言っても一応タイムは測定することに。

 峠を目指して出発。登り坂になっても、とにかくペダルが円を描いて回っていることを意識していく。スムースに、そして丁寧に円周の接線方向に入力することを心がける。朝里ダムまでは体がきつかったが、休憩を入れたおかげでだいぶ調子が戻ったようだ。カーブの出口を見る余裕がある。途中、ローディを一台抜く。乗っておられる方は、体重がおありのようで苦しそう。途中何度かダンシングでしのいでおられた。こちらはひたすらシッティングで進む。最後のトンネルではダッシュをかける。

 結果は、31分55秒。ベストタイムから1分ほど遅い。が、体調がいまいちだったので、こんなものだろう。
 感触としては、サドル位置を動かしたことで、これまでに比べてかなりスムースにペダルをまわせるようになったのではないだろうか。今日の上りはそれほどきつく感じられなかったのが不思議だ。いつもなら「まだかまだか」と苦行僧のように「忍の一字」だが、今日はスイスイと前に進んで、いつの間にか峠に着いた。
 次回、体調を立て直して再挑戦だ。

 今日の結果。
走行時間 3時間37分
走行距離 97.53Km
平均速度 26.9Km/h

DACが壊れた2008年08月08日 20時23分51秒

 久しぶりのオーディオネタ。
 悲しいことに、メインシステムのDACが壊れた。片チャンネルの出力が+5Vに張り付いたまま。虎の子のTDA1541Aに触れてみると熱を持っている。正常な側のチップは冷たいまま。あきらかにTDA1541Aが壊れたと思われる。原因は不明。この数ヶ月、DACには火を入れていなかった。ロードバイクに入れ込んでいた。そうしたら、焼きもちを起こしたのか壊れてしまった。ああ、ごめん、君のことも忘れないから。。

 予備のTDA1541Aはない。使い切ってしまった。そうすると、4パラ動作をあきらめるしかない。2パラにするか、それともこの際もひとつの選択しが浮上してくる。そうだ、差動出力にしたらどうか。いつか実現したいと思ていたが、ピンチこそチャンス。この際にやってみよう。

 I/Vコンバーターはトランス入力になっていて、差動信号をそのまま受けることができる。回路もBTL構成だから、全体のコンセプトが統一されることにもなる。

 さてどうやって差動出力にするか。デジタル理論から遠ざかっていたので思い出すのにしばらく時間がかかった。結論から言えば、Exclusive OR回路を一個かますだけで簡単に実現できそう。DAC回路を収めているケースの中身は、複雑怪奇で自分で造ったのに回路を追いかけるのに苦労する。これを機会にもう少しシンプルにしよう。その分、故障の確率も減ることになる。

 手を入れるのはもう少し涼しくなってからにしよう。暑い間は細かい作業はやりたくない。

きのう朝里峠で2008年08月12日 20時59分09秒

<食欲>
 昨日、朝里峠に行ってきた。いつもの反時計周りコース。朝出たときは、今日はまずまずの調子かなと思った。朝里ダム記念館まで行って、トイレ休憩。管理人の方と立ち話。今年は、マイマイガが大量発生していてそれを駆除しているとのこと。

 さて、峠を目指して走り始める。ところがどうもおかしい。力が出ない。お腹が空いているようなのだ。朝は、満腹ではないけれど、それなりにきちんと食べてきた。食べてからまだ2時間しか経過していない。それなのに。。足には乳酸がたまる。状態としてはハンガーノックに近い。何度も途中で足を休めようかと思った。
 気温は30度を超えてはいないが、無風なので汗が噴き出してくる。先週はスイスイと前に進んだ気がしたのに、今回は足が重くてつらい。峠までのタイムは33分台。全然駄目。

 朝里トンネルを出てすぐの駐車場でおにぎりを二個食す。がつがつ口にほおばる。それだけお腹がすいていたのか。自分でも不思議だ。この後、定山渓温泉に下っていって中山峠に向かおうかとも考えたが、体力的にあきらめた。チェーン着脱場でまた補給。とにかく今回は異常なほどお腹がすく。

 帰ってからつらつらと考えた。腹部の脂肪はかなりなくなり血管が浮き出て見えるようになってきた。何か体の組成が変わってきたのだろうか。それで異常に食欲が出た?

 学生時代、山スキー部に数ヶ月だけ所属したことがある。春の合宿は大雪山系旭岳に一週間。この合宿別名「食い地獄」と言って、とにかく朝からどんぶりご飯を突っ込まれた。山から下りてきたら胃拡張になっていたことがわかり、一日何食食べてもお腹がすく。食べても食べても体はガリガリのまま。そのときのことを思い出した。


<クリート位置>
 サドルを前に移動したおかげで、今までポジショニングをみなおすことになった。具体的には、左足のふくらはぎに異常を感じている。無理な姿勢を強いられているらしく、すこし「つる」感じがある。今回クリート位置を1mmだけ後に移動したが、それだけでは解決できなかった。もう少し全体的にバランスをとる必要がありそうだ。

クリート位置調整2008年08月13日 21時43分12秒

 左のふくらはぎに「つる」感覚があったので、左のクリートを後方に1mm程度移動させた。つま先が前に出る方向だ。

 夕方、時間が空いたので夕練に出た。小林峠を盤渓側から上り、いったん川沿側に下って、途中の信号のある交差点からまたUターンして峠を目指す。

 ずいぶんと感触が違う。足が「つらない」。これまで右は滑らかに回しているのに、左だけどこかぎこちなかった。それが、今回はより滑らかにまわせるようになってきた。もちろん、まだまだ理想にはほど遠いのだが。

 踵が上がっていると必然的に靴の甲が上方から前側を向くように傾くのは当然のこと。おもしろいのは、踵が上がっていると靴の甲がメッシュなものだからそこから風が入ってくるのが感じられるようになる。逆に、踵が下がると風は入らない。そうやって踵の位置を確認する。

 それからもうひとつ気がついたこと。ケーデンスが限界まで上がると尻が跳ね上がるのはなぜなのかと気になっていた。引き足が大事だと言われて、そうしているつもりなのだが、どうしても尻が跳ねてくる。
 ペダルが下死点に到達する前に脱力させる。そこまでは良い。今までは下死点を慣性で通過させ、いきなりすぐに引き足でペダルを上げていた気がする。力の方向が急激に変わるので、足には結構なショックがある。
 しかし、この下死点の通過のさせ方がまずかったのではないか。実は、きちんと足を後方に滑らせていく意識で下死点を通過させ、そこからおもむろに引き足を使ってペダルを上げていく。これによって、従来よりも円周方向に沿ってペダルを回すことになる。こうすることで、尻の跳ね上がりを少しでもおさえる方向になるのではと思っている(例によって、また勘違いかもしれないが)。
 とにかく、そのためにはまだまだ滑らかなペダリングになるようにと練習を積むしかなさそう。