新たなGaN素子の入手可能性2019年03月22日 19時43分01秒

GaN Systemsの製品については日本での販売制限がかかっているため、現在のところ国内で入手する手立てが現実的になくなってしまった。Rohmをとおして、OEMのような形で販売を再開しれくれればありがたいのだが、そうなるという根拠はなにもない。仮にそうなるとしても、それがいつであるかはわからない。

いつまでも現状を嘆いているわけにはいかない。代わりのモノを探すしかない。以前はなかなか見つからなかったのだが、今日たまたま検索してみたらこんなモノがヒットした。データシートの日付を見ると2018年10月中旬になっているので、最近市場に出てきたばかりのようだ。

掲載の写真はInfineonのホームページから借用。
品番は、IGT60R190D1S
真空管はと違って半導体製品の名前は誠に覚えにくい
データシートをざっと見た限り、GS66502Bとほぼ互角に渡り合えるように思える。ネット情報によれば、Panasonicとの業務提携による製品で、PanasonicのGaNと互換性がある(らしい)のだとか。先行製品があるのにどうしてわざわざ同じようなモノを出すのか。推測であるがPanasonicの技術では歩留まりが悪く値段が高くなったためInfineonの製造技術で製造単価を安くした、というのが私の見立て。GaN Systemsの後発で出すからにはそれなりのメリットがなければユーザーは飛びつかないはず。もちろん何の根拠もない話なので眉につばをつけて聞くように。

価格はGS66502Bより若干高くなるが、入手可能性の道が開けたことを多としよう。問題はいくつかあって、footprintが全く異なるので新たにアルミ基板を起こさなければならないこと。もう一つはシミュレーションモデルがPSpice専用で暗号化されており、LTSpiceでは使えないこと。うーむ、どうしようかな。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://john.asablo.jp/blog/2019/03/22/9050292/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。