ラインアンプ改訂 ― 2014年04月24日 21時48分06秒
FN1242Aに移行したのは良かったのだが、ピアノの強打音が歪むことがわかった。これはDACのせいではない。実はES9018のときからこの現象を確認していた。
原因はどこにあるのか。ああでもないこうでもないと試行錯誤の結果、PI201203の終端抵抗を変更したところ問題は解消した。これまで、二次インピーダンスに合わせて20KΩで終端していたのだが、これを5.6KΩにした。ゲインはおよそ6dB低下するが、かえって使いやすくなった。
併せて、13D2のプレート負荷もこれまで20KΩであったものを、10KΩとした。13D2のプレート抵抗がおよそ7KΩある。おそらくこちらのほうが適切なのだろう。この変更によってゲインはあまり変化しない。
これでしばらく評価を続けてみる。
原因はどこにあるのか。ああでもないこうでもないと試行錯誤の結果、PI201203の終端抵抗を変更したところ問題は解消した。これまで、二次インピーダンスに合わせて20KΩで終端していたのだが、これを5.6KΩにした。ゲインはおよそ6dB低下するが、かえって使いやすくなった。
併せて、13D2のプレート負荷もこれまで20KΩであったものを、10KΩとした。13D2のプレート抵抗がおよそ7KΩある。おそらくこちらのほうが適切なのだろう。この変更によってゲインはあまり変化しない。
これでしばらく評価を続けてみる。
夕錬 幌見峠から小林峠 ― 2014年04月24日 22時00分16秒
昨日は、川沿から小林峠を超えて自宅へ帰還。今日は、幌見峠から小林峠へ、そこでUターンして自宅に向かうコースを取ることにした。
幌見峠はいつものことだが、ちょっと緊張する。仕事場から激坂が始まる交差点まで距離があまりないので、アップする時間が不足する。なので、最初から無理はきかない。とにかくゆっくりと登ることを心がける。と言っても西円山病院を右に見て、最大斜度のカーブに入る頃はもう余裕が無い。最も斜度がある急カーブ。前回浮き砂でスリップしたが今回もスリップ。なんとか体勢を維持してそのまま前進。道は雪解け水でほとんどがウエット状態。なんとか目の前が真っ暗になることなく峠まで。いつまでこの坂を登れるのか、ちょっと不安になる。
気を取り直して小林峠へ。幌見峠を超えた足には楽に思えるほど。と言っても速度はいつもと同じ。
年齢を重ねてくると、だんだん疲れが取れにくくなってきている気がする。昨日の疲れが足に残っている。疲れがたまったまま次の走りに出るわけだから、だんだんパフォーマンスが落ちていく。本当は休息を入れるべきなのだろうけれど、天気が良いとどうしても走らずにはいられない。これも性(さが)か。
幌見峠はいつものことだが、ちょっと緊張する。仕事場から激坂が始まる交差点まで距離があまりないので、アップする時間が不足する。なので、最初から無理はきかない。とにかくゆっくりと登ることを心がける。と言っても西円山病院を右に見て、最大斜度のカーブに入る頃はもう余裕が無い。最も斜度がある急カーブ。前回浮き砂でスリップしたが今回もスリップ。なんとか体勢を維持してそのまま前進。道は雪解け水でほとんどがウエット状態。なんとか目の前が真っ暗になることなく峠まで。いつまでこの坂を登れるのか、ちょっと不安になる。
気を取り直して小林峠へ。幌見峠を超えた足には楽に思えるほど。と言っても速度はいつもと同じ。
年齢を重ねてくると、だんだん疲れが取れにくくなってきている気がする。昨日の疲れが足に残っている。疲れがたまったまま次の走りに出るわけだから、だんだんパフォーマンスが落ちていく。本当は休息を入れるべきなのだろうけれど、天気が良いとどうしても走らずにはいられない。これも性(さが)か。
朝里峠 周回コース ― 2014年04月29日 19時59分33秒
日曜日の疲れが取れず、昨日は何もする気が起きなかった。今朝はめずらしく早くに目がさめ、外を見ると快晴。雲ひとつない。おまけに微風。気温はやや低いが、昼にかけて上昇するとの予報。これは絶好の自転車日和。
コースはどこにするか。連休である。観光地は車の渋滞になっているはず。朝里ならそんなことはない。ということで、定番コースにチャレンジすることにした。使用するマシンは中華カーボンのFOIL号。最近、お気に入りである。
小樽方向に走りだすと東風。つまり追い風だ。朝里温泉まで自宅から50分で来てしまった。登りにとりかかると前回よりもからだが軽いことに気がつく。
ダム記念館から魚止めの滝までのラップタイムは12分ちょうど。それほど遅くはない。そのさきのだらだらさかも無理をしないで淡々と登っていく。気が付くと、峠頂上のトンネル入り口で31分。トンネルを超えた駐車場までのタイム33分。
過去の記録を紐解くと、2008年6月16日に出した30分50秒が自己ベスト。2012年5月2日に出した31分21秒がその次。もう少し頑張れば31分台に行けたかもしれない。この年齢でこのような記録が出せてすなおに嬉しい。
定山渓川に下ると、いつものように向かい風。定山渓に出ても変わらず。いつもなら藤野のてまえの直線コースでは50Km/hをだすのに、きょうは40Km/hがせいぜい。それでも不思議にからだが前に出て行く。交差点では青信号からの加速が気持ち良いほどキレがよい。
結局足をつることもなく、ロングボトル2本の水分補給のみで約94Kmを走りきった。実走時間は3時間31分。30分を切ることはできなかったが、後半向かい風に悩んだ割には良い結果に終わり満足。
さて、好タイムの原因について考えてみた。
1)前半の追い風。
2)少し寒いくらいの気温と、ほどよい暑さの陽射し。
3)先週の夕錬で足に疲れが溜まっていたところへ3日間の休養。
4)急坂を登るパワートレーニング。
これにLSD走をもっと増やしていけば、記録が伸びていくのではないかと予想している。とは言え、なかなかそんな時間は作れないのが悩みの種である。
コースはどこにするか。連休である。観光地は車の渋滞になっているはず。朝里ならそんなことはない。ということで、定番コースにチャレンジすることにした。使用するマシンは中華カーボンのFOIL号。最近、お気に入りである。
小樽方向に走りだすと東風。つまり追い風だ。朝里温泉まで自宅から50分で来てしまった。登りにとりかかると前回よりもからだが軽いことに気がつく。
ダム記念館から魚止めの滝までのラップタイムは12分ちょうど。それほど遅くはない。そのさきのだらだらさかも無理をしないで淡々と登っていく。気が付くと、峠頂上のトンネル入り口で31分。トンネルを超えた駐車場までのタイム33分。
過去の記録を紐解くと、2008年6月16日に出した30分50秒が自己ベスト。2012年5月2日に出した31分21秒がその次。もう少し頑張れば31分台に行けたかもしれない。この年齢でこのような記録が出せてすなおに嬉しい。
定山渓川に下ると、いつものように向かい風。定山渓に出ても変わらず。いつもなら藤野のてまえの直線コースでは50Km/hをだすのに、きょうは40Km/hがせいぜい。それでも不思議にからだが前に出て行く。交差点では青信号からの加速が気持ち良いほどキレがよい。
結局足をつることもなく、ロングボトル2本の水分補給のみで約94Kmを走りきった。実走時間は3時間31分。30分を切ることはできなかったが、後半向かい風に悩んだ割には良い結果に終わり満足。
さて、好タイムの原因について考えてみた。
1)前半の追い風。
2)少し寒いくらいの気温と、ほどよい暑さの陽射し。
3)先週の夕錬で足に疲れが溜まっていたところへ3日間の休養。
4)急坂を登るパワートレーニング。
これにLSD走をもっと増やしていけば、記録が伸びていくのではないかと予想している。とは言え、なかなかそんな時間は作れないのが悩みの種である。
13D2 ラインアンプ改訂 ― 2014年04月29日 22時02分47秒
ピアノの強打音でひずみが発生する原因を追っていたら、どうも固定バイアス電源が関係しているとの疑惑が持ち上がってきた。バイアス電圧を発生させているSalas Reflektorが悪いのではなく、その使いこなしに問題があるものと思われる。
もうひとつ課題がある。固定バイアスを使う限り、入力コンデンサは必須である。ここにテフロンコンデンサを用いてきた。しかし、以前にトランス入力を試した時にこれをはずしてみたことがある。明らかに音の鮮度が向上する。できれば入力コンデンサもはずしてしまいたい。
この2つの課題を考えていくうちに、次の結論に至った。あれほどこだわっていた固定バイアス方式を捨て、差動増幅回路に変更する。定電流源はとりあえずFETにする。これでもし結果が良ければ、真空管で定電流回路を組むことにする。
そしてもうひとつの課題。
B電圧を構成する定電圧回路。これがどのくらい音に影響しているか、試しに定電圧回路を使わずに直接平滑回路からB電圧を取り出して試聴してみた。驚いたことに、音が柔らかでかつ躍動感に富むではないか。ない方がずっと良い。
早速改造にとりかかる。固定バイアス回路に関わる全ての部品と、+B定電圧回路を外していくと、アンプの内部は驚くほど簡素になった。
音だし。
従前と比べガラリと変わった。これが本来の13D2の実力である。今まで一体何をしてきたのか。ほとんど意味のない複雑な回路を詰め込んで、ただ自己満足に浸ってきただけではないのか。こんなシンプルな回路で、これほどの音を出すとは。開いた口が塞がらない。
名馬(13D2)を活かすも殺すも乗り手次第。乗り手(私)が下手だと馬は走らない。これでは駄馬と何ら変わらない。ではどうやって名馬の実力引き出すか。素人は先人の知恵を学ぶしかない。
私なりに整理するとこうなる。
1)名球の周りには駄球を置いてはならない。名球を活かすためには、名球を配置すべし。人に人格があるように、タマには球格がある。
ー>13D2と6DF7を一緒に使うなど、見る人が見たら卒倒するようなことだったのかもしれない。
2)名球の周りに半導体を置くべからず。半導体の音が支配的になる。
ー>定電流源にFETを使う限り、この影響が出ているはずである。
真空管回路に半導体を入れるなど邪道だという方の気持ちがわかるようになった。
3)常にシンプル化を志すべし。
ー>回路が複雑になればなるほど名球の味わいは失せていく。
もうひとつ課題がある。固定バイアスを使う限り、入力コンデンサは必須である。ここにテフロンコンデンサを用いてきた。しかし、以前にトランス入力を試した時にこれをはずしてみたことがある。明らかに音の鮮度が向上する。できれば入力コンデンサもはずしてしまいたい。
この2つの課題を考えていくうちに、次の結論に至った。あれほどこだわっていた固定バイアス方式を捨て、差動増幅回路に変更する。定電流源はとりあえずFETにする。これでもし結果が良ければ、真空管で定電流回路を組むことにする。
そしてもうひとつの課題。
B電圧を構成する定電圧回路。これがどのくらい音に影響しているか、試しに定電圧回路を使わずに直接平滑回路からB電圧を取り出して試聴してみた。驚いたことに、音が柔らかでかつ躍動感に富むではないか。ない方がずっと良い。
早速改造にとりかかる。固定バイアス回路に関わる全ての部品と、+B定電圧回路を外していくと、アンプの内部は驚くほど簡素になった。
音だし。
従前と比べガラリと変わった。これが本来の13D2の実力である。今まで一体何をしてきたのか。ほとんど意味のない複雑な回路を詰め込んで、ただ自己満足に浸ってきただけではないのか。こんなシンプルな回路で、これほどの音を出すとは。開いた口が塞がらない。
名馬(13D2)を活かすも殺すも乗り手次第。乗り手(私)が下手だと馬は走らない。これでは駄馬と何ら変わらない。ではどうやって名馬の実力引き出すか。素人は先人の知恵を学ぶしかない。
私なりに整理するとこうなる。
1)名球の周りには駄球を置いてはならない。名球を活かすためには、名球を配置すべし。人に人格があるように、タマには球格がある。
ー>13D2と6DF7を一緒に使うなど、見る人が見たら卒倒するようなことだったのかもしれない。
2)名球の周りに半導体を置くべからず。半導体の音が支配的になる。
ー>定電流源にFETを使う限り、この影響が出ているはずである。
真空管回路に半導体を入れるなど邪道だという方の気持ちがわかるようになった。
3)常にシンプル化を志すべし。
ー>回路が複雑になればなるほど名球の味わいは失せていく。
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