朝里峠一周コース2025年05月07日 21時11分37秒

5月5日、北西の風最大10m/s、最低気温8℃、最高気温18℃。
世間は黄金週間の真っ最中。こちらはこの日だけお休み。
こちらも今シーズン初めて朝里峠一周コースに挑戦。小樽方向に向かうと風を真正面にまともに受ける。朝里温泉左折の交差点まで50分以上かかった。

朝里ダムのループ橋あたりは場所によって追い風になるも、その恵みは一瞬だけ。
それよりも先ほどから300m前方を走るロードバイクの背中が気になる。距離は縮まるどころか、そのうち見えなくなった。
ダム記念館を過ぎて本格的な登りにかかり、フロントをインナーに落とした瞬間、後からすーっと抜いていくロードバイク。おお、リアはディスクホイールで本格的なTTバイク仕様。先ほど前方を走っていた方で、おそらくダム記念館で休息していたのだろう。追いつけるわけもなく、すぐに見えなくなった。
ここから単独行となる。加齢とともにパワーの低下は明らかで、速度は10km/hあたりをうろうろするばかり。これが現実。

さて、無事に峠を越えて国際スキー場に向かってダウンヒルを楽しんでいたら、先ほど抜いていったバイクがとろとろ走っている。様子をうかがっていたが、おそらく体調不良か、バイクの不調に遭遇したのかもしれない。ここは、すぱっと追い抜いて60Km/hに加速。いつもなら前方からの恒常風に悩まされるコースであるが、この日は風はなく速度が落ちない。

定山渓温泉まで降りて国道との交差点手前で5分間の補給。ここでまた別のロードバイクに追い抜いていったので、すぐに後を追う。後ろから見ていると、私と力量は同じらしく、速度がほとんど同じ。距離はつかず離れず。他人の走りからはいろいろと教えられることがある。
石山通を北上している途中でこのバイクとも別れ、自宅まで売り切れた足で頑張る。結果は3時間50分。
もはやタイムを追求するような年齢ではない、無事に走ることができたことを喜ぶことにしよう。

こうして66歳の終わりの日は過ぎていった。

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