ホイール玉押しに虫食い発見2013年01月03日 11時29分21秒

 固定ローラーを回していて異音をというのか普段とは違う振動を感じることに気がついた。ホイールはWH-785-SL。ローラーからホイールを浮かせて空転させてみると、いつもと違う振動が手に伝わってくる。

 正月休みを利用してリアのハブを分解してみた。すると不安は的中。フリーハブ側の玉押しに虫食いができていた。幸いにして他の部分は無事だったようだ。ちなみにベアリングはセラミックに交換してある。

 思い返せば、走行中に不振な挙動をしたことがある。ちょっとしたピットを乗り越えたときだったろうか、一瞬ホイールがよじれたかのような感じが伝わってきて、あれはなんだったろうかと引っかかっていた。もしかしてあのとき虫食いが発生もしくは拡大したのかもしれない(推測)。

 このホイール、2008年のシーズン初めから使っているのでかれこれ5年間乗り回したことになる。走行距離は正確に記録していないのでおおざっぱだが、3万Kmを超えているのは確か。シーズンオフにはこまめにグリスアップしてきた。振れも発生せず、さすがにDURA ACEだけある。買うときはそれなりに高かったが、完成度と工作精度が高いので非常に満足して使ってきた。メンテナンスさえきちんとすれば、落車しない限り私が自転車を降りるまで使い続けることができると思っている。

 虫食いができたのは、私の調整の未熟故であったのだろう。一般にいわれるように、玉押しの調整でゴリゴリかヌルヌルか素人は頭を悩ます。回転の軽さをとってヌルヌル側に調整したことがあだになったのかもしれない。わずかにゴリゴリ感があるくるらいがもしかして適正なのだろう。

 カンパのホイールを買って、最初に空転させてみたとききれいにヌルヌル回るのかと思ったら、意外にゴリゴリ感があったことを思い出した。使っているうちになじんでいくことを考慮して、この設定になっていたことに、今頃気がついた。

 WH-7850-SLはまだまだ現役でがんばってもらいたいので、軸受けユニットを注文して交換することにした。到着は来週後半。

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