Tweak of WaveIO Clock Regulator (6) ― 2013年01月28日 10時57分50秒
Si3460DDVの発熱が気になるので、定電流回路の抵抗を変更した。変更前は5.2Ω。変更後は9Ωとなっている。ざっくりとした計算では、電流値は約70mAとなり、消費電力は250mW程度に減少する。これで指で触れても大丈夫になった。
音が悪くなることも予想されたが、全く問題なかったようだ。
次のアイデアを考えている。今回、シャントレギュレータ素子をSTP55NF06LからSi3460DDVに変え、大きな効果があることが確認できた。とすれば、ES9018Dの電源でも効果があるのではと考えるのが当然だろう。
しかし、ES9018Dの3.3V電源は比較的大きな電流を消費するので、Si3460DDVでは出力がオープンになった場合に負荷に耐えられないという問題がある。
そこで代わりとなる素子を探すことになる。Ciss,Coss,Crssが小さくてVgs(th)がSTP55NF06L並みの素子となると、これがなかなか見つからない。
そんな中からやっと見つけたのが、MTP3055VLである。シミュレーションにかけても問題はないように見える。
特性を比較すると以下の通り。
Vgs(th) Ciss Coss Crss
Si3460DDV 0.4~1.0 666 93 41
STP55NF06L 1.7 1700 300 105
MTP3055VL 1~1.6~2 345 110 30
SalasさんはCrssの値に注意するようにと掲示板の中で書いておられた。Reflektorの標準回路図では、シャント素子にIRF610が使われていて、そのCrssは15pFだ。それに比べると、STP55NF06LのCrssはいかにも大きく見えてしまう。
音が悪くなることも予想されたが、全く問題なかったようだ。
次のアイデアを考えている。今回、シャントレギュレータ素子をSTP55NF06LからSi3460DDVに変え、大きな効果があることが確認できた。とすれば、ES9018Dの電源でも効果があるのではと考えるのが当然だろう。
しかし、ES9018Dの3.3V電源は比較的大きな電流を消費するので、Si3460DDVでは出力がオープンになった場合に負荷に耐えられないという問題がある。
そこで代わりとなる素子を探すことになる。Ciss,Coss,Crssが小さくてVgs(th)がSTP55NF06L並みの素子となると、これがなかなか見つからない。
そんな中からやっと見つけたのが、MTP3055VLである。シミュレーションにかけても問題はないように見える。
特性を比較すると以下の通り。
Vgs(th) Ciss Coss Crss
Si3460DDV 0.4~1.0 666 93 41
STP55NF06L 1.7 1700 300 105
MTP3055VL 1~1.6~2 345 110 30
SalasさんはCrssの値に注意するようにと掲示板の中で書いておられた。Reflektorの標準回路図では、シャント素子にIRF610が使われていて、そのCrssは15pFだ。それに比べると、STP55NF06LのCrssはいかにも大きく見えてしまう。
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