DAC制作風景(1)2008年09月03日 19時15分28秒

 上から。皮を剥いたOSコンがチャンネルあたり4個搭載されている。2SK117BLはTDA1541A/S1に熱結合する。半固定抵抗で電流を調整し、電位をゼロに合わせる。

DAC制作風景(2)2008年09月03日 19時19分33秒

 裏面。DEMコンの位置をもう少しよく考えていたら、もっと美しい配置になったと後で気がついた。空中配線に近いところもある。

 裏面に実装しているコンデンサは±5V用が2個と、DEMクロック用(17ピン)に1個、計3個。

夕練 腰踏みペダリング2008年09月04日 22時15分10秒

 昨日まで高温多湿のいやな日々が続いたが、今日は前線が去り一転してさわやかな空気に。夕方時間をみつけて走りに出かけた。腰踏みペダリングとはどんなものなのか、いろいろ試しながら体に覚えさせる。

 腰を使ってペダルを回転させる意識を持つと、足はまるでただの棒のようになって上体のパワーをただペダルに伝える働きをし、ハム以外の足の筋肉は使わなくなるはず。実際はどうしてもまだ大腿四頭筋が動いてしまい、無駄な動作が残る。
 この動作をしながら、思い出した。長距離を走って足が売り切れてしまったときのことだ。それでも長い上り坂を上らなければならないときとか、まだまだ家まで距離が残っているようなとき、どうやってペダルを漕いでいたか。そうか、あのとき腰踏みペダリングなんか知らなかったけれど、売り切れた足の筋肉をなるべく使わないように、まだ余力が残っている腰から上の筋肉を中心に使ってペダルを回そうとしていた。あれこそ腰踏みペダリングだった。なーんだ。
 でも実際効率よく腰踏みペダリングをしようとしても、まだまだどこかぎこちない。まだまだこれから。

 それでもこれは大きな武器になりそうだとわかってきた。40Km/hを越えて高速巡航しようとするとき、今までは大腿四頭筋を中心にして回そうとしていたから長時間踏んでいられなかった。ところが、腰踏みペダリングで回していくと、すぐには疲れない。これまでより長い時間高速域を維持できる。

 ところが長い上りのような場面で腰踏みペダリングをしても速度は上がらない。その前に心拍数が上がってしまう。結局心肺の問題なのかなあ。。

 走り終わって気がついた。お尻上部、腰からやや下のあたりの筋肉が張っている(上臀筋というのかな)。いままでここが疲れたことがなかった。これはよい兆候だろうか。

 先日ママチャリで中心街に出かけた。腰踏みペダリングをしてみた。驚いたことに、速度が上がる。ケーデンスも上がる。腰をくねくね動かしながらペダリングしていた。かなり奇妙に見えただろう。でも、ママチャリで自動車と競争できるくらい速度が上がるのだからこれはたまらない。

エージング 36時間経過2008年09月04日 22時41分35秒

 火を入れっぱなしにして36時間が経過した。音を出してみた。昨日よりも一段と落ち着いてきた。だいぶ聞きやすくなってきて、ピークやディップが少なくなってきたことがわかる。しかし、ある特定のところだけ、まだ残っている。これはどんなCDを聞いても同じカラーレーションを与えるので、すぐに感知できる。その部分にからだ拒否反応を示す。耳が痛くなる。

 まだ途上にあるが、よい方向に少しずつ変化していることは確か。とにかくじっくりと待つことだ。

肩甲骨を意識するペダリング2008年09月06日 19時56分52秒

 ネットをつらつらと眺めていたら、「肩甲骨の下までが足であると思いなさい」というような主旨の記事を見つけた。最初は「え?」と思った。腰から下が足だとしか思っていなかった。どういう意味だろう。数日間、腰踏みペダリングらしきものに挑戦しながら、肩甲骨を意識してみるのだが、ぜんぜんわからない。そもそも肩甲骨がペダリングと同期して動くなんてことがないのだ。

 またこの記事を書かれた方は、「上半身のパワーを腰を通して足に伝える」というような主旨も発言しておられる。ペダリングは足だけで漕ぐのではなく、上半身の筋肉も使うものらしいことは遅まきながらわかってきた。しかし、今まで上半身は鍛えたことがなくて、貧弱そのもの。ペダリングのスキルを上げるためには上半身を鍛えつつ、上半身と腰から足にかけての動作をスムースにする必要がありそうだ。

 今にも降り出しそうな天気の中、夕練に出かけた。肩甲骨はどうやったら動くのだろうといろいろ試してみた。円山陸上競技場の横の坂道を北一条通から登っている最中に、これかなというヒントを得た(まったく的外れかもしれないが)。
 ブラケットを握るポジションではあるけれど、深いクラウチング姿勢を保つ。もちろん骨盤が立っていて、背中が湾曲する。このときハムを意識しながらペダリングする。そうしたら何か肩甲骨がペダリングと同期して動くのを感じた。腕を意識して引きつけたりしなくても、自然に背中の筋肉が動いてそうなるらしい。あっという間に登りきったので、何がなんだかわからないまま終了。今日はここまで。

 ポイントは骨盤を立てて背中にきちんとアーチをつくること。上体が立っている姿勢ではうまくいかないようだ。明日以降、またトライしてみるつもり。