DACが壊れた2008年08月08日 20時23分51秒

 久しぶりのオーディオネタ。
 悲しいことに、メインシステムのDACが壊れた。片チャンネルの出力が+5Vに張り付いたまま。虎の子のTDA1541Aに触れてみると熱を持っている。正常な側のチップは冷たいまま。あきらかにTDA1541Aが壊れたと思われる。原因は不明。この数ヶ月、DACには火を入れていなかった。ロードバイクに入れ込んでいた。そうしたら、焼きもちを起こしたのか壊れてしまった。ああ、ごめん、君のことも忘れないから。。

 予備のTDA1541Aはない。使い切ってしまった。そうすると、4パラ動作をあきらめるしかない。2パラにするか、それともこの際もひとつの選択しが浮上してくる。そうだ、差動出力にしたらどうか。いつか実現したいと思ていたが、ピンチこそチャンス。この際にやってみよう。

 I/Vコンバーターはトランス入力になっていて、差動信号をそのまま受けることができる。回路もBTL構成だから、全体のコンセプトが統一されることにもなる。

 さてどうやって差動出力にするか。デジタル理論から遠ざかっていたので思い出すのにしばらく時間がかかった。結論から言えば、Exclusive OR回路を一個かますだけで簡単に実現できそう。DAC回路を収めているケースの中身は、複雑怪奇で自分で造ったのに回路を追いかけるのに苦労する。これを機会にもう少しシンプルにしよう。その分、故障の確率も減ることになる。

 手を入れるのはもう少し涼しくなってからにしよう。暑い間は細かい作業はやりたくない。

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