朝里峠へ2014年04月07日 19時40分11秒

 中華カーボン(FOIL号)で初めて遠出した。目指したのは朝里峠。

 天候は快晴。ただし西風が非常に強い。風速8m/sはあったようだ。自宅そばの山が風でゴーゴー鳴っている。時折ハンドルをとられるほど。気温はそれほど上がらず、日中で8度ほど。山道は、土曜日に降った雪が解けているはずなので、午前中に走るのを避けて、午後に出発した。こうすれば、いくらかでも道路が乾燥している確率が高くなる。

 自宅からまず小樽方向に向かう。強烈な向かい風に悩まされる。FOIL号はそれでも慌てることなく、滑らかにいなしていく。安定感が抜群である。大型トラックが追い越していくと、ほこりを舞い上げる。毎年この季節の風物詩ではあるが、すぐに口の中が砂でじゃりじゃりしてくる。雪解け水が流れているところでは、盛大に霧状になった泥水をかぶる。

 朝里温泉からの登り。体調は悪くない。体がまだ慣れていないこの時期としてはまあまあの速度を維持。ただし、ダム記念館を過ぎて斜度がきつくなるあたりから、がくんと速度は落ちておよそ11 ~ 12Km/h。やや斜度が緩くなるところで13 ~ 14Km/h。こんなものか。

 トンネルの中は路肩に雪があり、一部凍結しているところもあった。融雪剤が撒かれているとは言え、あぶないあぶない。慎重に通過。峠にあるトンネルの手前でUターン。風が強いので、最高速度はせいぜい50km/hまでしか上がらない。

 ヘアピンカーブを曲がる。非常に安定した旋回性能だ。安心してマシンに体をゆだねることができる。

 途中に何カ所か雪解け水が流れているところがあり、サドルから腰を上げてゆっくりと通過したこともあって、家に戻ったときは3時間が経過していた。

 走り終えて、いくつかのことが印象に残った。
 まずバイクのこと。異音がしない。これは意外に大切なことだ。ディレーラーの調整もうまくいったようで、すぱすぱ決まる。ブレーキは、リムが濡れていたためいつものような感触で、特に感想はない。とにかく安心して走りに徹することができる。

 それからハンドルのこと。あまり考えないで形だけで選んだハンドルであったが、下ハンを握ったとき「おお」と思った。剛性が高いせいなのか、非常に安定している。下ハンを握って気持ちが良いと思ったのは初めてである。これは良い買い物をした。

 次に体力のこと。シーズン始めとは言え、やはり登りはきつかった。速度を上げたり下げたりしないよう一定速度を維持することを意識したが、まだまだ。やはり年齢だろうか。
 良い点もあった。シーズンオフの間、体幹トレーニングを集中してこなしてきた。そのせいか、パワーをかけてペダリングする際、左右の太もも内側、丹田で囲まれた三角地帯から外へエネルギーが逃げないように意識することができた。
 さすがに長い間パワーを入力することは難しいが、ちょっとした登りや加速する場面では「すっと」前に出て行く感触がある。

 ということで、今シーズン最初の長距離ラン。これからどんなシーンが展開されるだろうか。とにかく事故なく、楽しい思い出になることを願う。

コメント

_ Aki ― 2014年04月08日 06時35分59秒

おひさしぶりです。
昨日2時頃、星野町のホンダのあたりで信号待ちしていませんでしたか?自分はイワヲヌプリにスキーへ行った帰りだったので車でしたが、反射板ベストかな?すごく目立っていたので、対向車線からでもわかりました!

_ Konちゃん ― 2014年04月08日 21時26分29秒

Akiさん、おひさしぶりです。

確かにあの時間、星野町付近を走っておりました。
反射ベストもつけてですから、間違いありません。
なんだかいつもニアミスしますね。赤い糸で結ばれているのでしょうか(笑)
またどこかでお会いしましょう。

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