ラインアンプ 入力コンデンサ交換2013年07月15日 16時02分44秒

 これまで、6DJ8ラインアンプの入力コンデンサは以下のものを並列接続して使っていた。アンプは、バランス構成なので、左右でこれが4組となる。

 ASC X363 0.22uF×2
 Teflon FT-1 0.022uF×1

 しかしSalas Reflektorをモデファイしているなかで、ASCコンの音がTeflonに比べてかなり劣っていることがわかり、いつかここをTeflonコンで固めたいと画策していた。

 といういきさつがあって、先月eBay経由でK72P-6 0.47uF 200Vを4個購入した。先週やっと中央ロシアから我が家に届いた。船便で送られてきた訳ではないのに4週間かかった。

 届いた箱を手に持つととずしりと重い。ちょっとした出力トランス並みである。本体を見てまたびっくり。想像以上に大きい。素人が見たら危険物にしか見えないだろう。いかにも良い音が出そうな「つらがまえ」だ。

 さて、裸のままでごろりと床に置くとごろごろ転がっておさまりが悪い。何か適当な箱はないかと探したら、数年前のバレンタインデーにある方からいただいたGODIVAがあった。入れてみるとちょうど収まる。ふたは閉まらないが、まあいいか。

 早速配線して、音だし。エージングなしでもこれまでのコンデンサを軽く凌駕している。ひとことで表現するなら、音にいのちが宿っている。予想はしていたが、やっぱりTeflonコンはすばらしい。もうこれ以上、アンプに手を入れる必要がないのではないか。(と、今は思う)

 これまでの経験から、Teflonコンのエージングには少なくとも300時間は必要だ。さて、どのように変化していくのだろうか。

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