中山峠->朝里峠 今日も順調に向かい風2013年05月13日 19時43分43秒

 今シーズン初の小林峠を目指す。天気はどんよりとした曇り。おまけに強い向かい風。おそらく5〜7m/s。後半になるとこれよりも強くなった。

 なので速度が上がらない。忍耐しながらペダルを回すしかない。おまけに小雨も降ってきた。今シーズン雨に当たる確率は7割を超えているだろう。いっそのこと9割を目指そうかと嘆きたくもなる。
 中山峠は霧。つい2週間前までは雪が降っていたはずである。峠で妻が作ってくれたおにぎりを一個補給。すぐにUターン。下りに入る。それにしても路面が悪い。バランスを崩さないように慎重にコース取りをしなければならないので、速度を上げられない。深いピットを通過してしまい、ホイールが壊れるのではと思うくらい強いショックを感じたときもあった。しかし、ピットを見つけられなかったのは私の責任。

 気温は低い。足先が冷えて感覚がなくなった。札幌では桜の開花宣言があった。記録を取り始めて2番目の遅さだそうだ。山の木々はやっと新芽が出始めたくらい。例年ならば5月時下旬には蝉が鳴き始めるのだが、6月にずれ込むだろう。

 さて、朝里峠へののぼり。いつもは朝里温泉側から上るのだが、きょうは逆のコース。ここはすこし追い風になるのでそれほどつらくない。国際スキー場の直前の急坂を超えさえすれば淡々と上るだけ。

 さて、今日は実はDuraAceクランンクのデビューでもあった。ペダルを踏んでみると、やっぱり違う。ちまたでは高い剛性が評判だが、そのとおりだった。貧脚の私でもペダルを回すのが楽しくなるほど、かっちりしている。高い剛性で足が疲れることを危惧したが、それは杞憂で、むしろペダリング感覚のわかりやすさが特徴であると思う。

 朝里峠を超えて温泉街を目指す。途中のヘアピンカーブ。雨が降ってきたので速度を上げていた。ブレーキのタイミングが少し遅くなり。旋回途中でセンターライン側にふくらんでしまった。思わずブレーキをかけたらリアがロック。びっくりした。慣れたつもりでいたのがいけなかった。やはりここは侮ってはならない。慎重に。

 小樽から自宅方向は、強い向かい風。ということで、妻に告げた予定到着時刻よりも1時間遅刻して帰投。妻にしかられた。

 自宅に着く直前で両足太もも内側がつってしまった。以前は慌てたものだが、いまは無理をしないでやり過ごす方法を身につけた。まだ筋肉が弱いのだろうか。

 ところで毎晩寝る前にやっている体幹を鍛えるトレーニング。たかだか10分程度のエクササイズだが、結構効いているように思う。体がぶれないし、バランスも崩れにくい。なので体力も温存できる。バイクコントロールが自然にできる。やっぱり体幹は重要。