今シーズン初めて外を走る2013年04月01日 17時14分19秒

 朝起きてみると雪がうっすらと積もっていた。が、冬を追い払うような日差しのおかげですぐに溶けていく。妻も外に出てきて、庭の前にうずたかく積まれた雪を崩しにかかった。私が自転車でどこかに走っていかないように家の前の道路の雪を撒いた。

 その雪も午後になると消えていた。それを見て外を走る決心をした。さっそうと身支度をしていざ出陣。

 心配した幹線道路までのアプローチも、問題なく順調に進んだ。しかし、北一条通に出てあぜんとした。「まるで滝のように」と言ったら大げさだが、波をたてて雪解け水が道路を流れている。一瞬引き返そうかと思ったが、小樽方向に下ってみることにした。

 お尻がぬれるのがいやなので、国道交差点に出るまでの下りはずっとサドルから腰を浮かしながらゆっくりと行った。交差点でUターン。こんどはダンシングで上り。ついつい一生懸命になる。しかしサイコンを見ると20Km/h。やっぱりシーズン初めは体ができていない。思ったほど速度が上がらない。おまけに高速道路下のトンネル内は凍結。こわいこわい。そのまま自宅へ帰還。すぐに水道水で付着した泥を落とす。

 今シーズン初走行は不完全燃焼でさんざんな結果に終わった。とは言え、やはり外を走るのは気持ちがよい。

DuraAce 7900 クランク2013年04月01日 17時29分56秒

 円相場を気にしながら、海外から7900クランクを購入した。自分の足にはオーバースペックであることはわかっている。しかし、元気なうちに類いない剛性感味わいたいという思いがあった。

 手で持ってみるとこれまで使っていたUltegraよりも軽い。仕上げもすばらしい。精密機械である。こんなことを言うと怒られそうだが、所有しているだけで満足感が高い。

 ところで他のコンポはUltegraのままであるから互換性については自己責任でということになる。やってみると、何も問題を感じない。変速はきわめてスムース。

 ローラー台でこいでみたところ、回転がきわめて軽いという感触だった。きちんとした評価は外を走ってからということになる。

 写真で見る通り、まだ雪が残っている。このマシンが今季デビューするのは4月下旬頃だろう。

フィルムコンコンデンサ vs テフロンコンデンサ2013年04月04日 22時12分13秒

  +1.2V ReflektorのZobelを追い込み中。このレギュレータを4台稼働させているので、最適値が決まると全体の改善度も大きい。いまのところ、2台分についてFT-1 0.022uFを入れて大きな効果があることを確認している。しかし、残りの2台分についてはFT-1が届くまで他のもので代用してしのいでいる。

 追加発注したFT-1を待ちきれないので、手元に大量にある双信V2A 0.1uFを入れて聴いてみる。どうもぱっとしない。音が奥に引っ込んで、情報量が極端に落ちたように感じてしまう。おそらくマイカコンやテフロンコンを聴かなければ、これがReflektorの音なのだと思い込んだことだろう。

 ReflektorはZobelの出来不出来で正否が決まる。単純な回路であるが故に調整もクリティカルだ。

 FT-1を待ちながらReflektorの更なる改良ができないか考えている。ポイントは出力電圧を決めているLEDだ。動作抵抗が比較的低くノイズが小さい上に安価ということからオーディオではよく使われる。

 とは言え動作抵抗が低いというのは相対的な話であって、理想的にはゼロに近いことが望ましい。そんな素子があるのだろうか。さすがにゼロは無理だが、もっと動作抵抗が小さなもがあるらしい。赤外線LEDである。

 このネタ元はSalasさんの記事。調べてみると、確かに一般LEDよりも動作抵抗は小さい。おまけに安価。次のターゲットはこれになりそう。最終的には、LEDに並列に接続しているコンデンサをなくしたい。それが無理なら、せめて小容量のマイカコンが使えるようになれば大きな改善が見込めそうな気がする。

今シーズン初めての自転車通勤2013年04月07日 21時08分07秒

 4月5日(金)、自宅から仕事場まで自転車で通勤した。いつも通る北一条通は使わず、少し遠回りになるけれど北5条手稲通りに出て、札幌中心街を目指すコースをとった。

 理由は、雪解け水。毎年のことだがこの時期びしょびしょに路面がぬれる。おまけに路肩にはたくさんの砂とゴミ。とても安心して走られる状態ではない。その点、北5条線はほぼ夏の路面と変わらない。ただ信号が多いのと車の量が多いので楽しく走るというわけにはいかない。いろいろ気を使う場面がある。

 とは言え、やはり外を走るのは気持ちがよい。

朝里峠を目指す2013年04月08日 19時33分03秒

 日曜日の朝、発達した低気圧の影響で市内は急激に雪解けが進み、所によっては崖崩れや道路が冠水する事態になった。たまたま北一条通を通って仕事場に向かう途中、円山公園あたりでも水が山の方からあふれ、交差点付近に押し寄せているのを目撃した。

 この大雨で災難にあった方には申し訳ないが、道路の雪がだいぶ少なくなった。砂やゴミはそのままだけれどもなんとか自転車でも走ることができそうだ。

 一夜明けて今日の朝。低気圧は東に移動。小雨がぱらつき風も強い。午前中は様子見をして午後から走ることにした。目的地は朝里温泉方面。LSD走トレーニング。ダム資料館までいければ御の字と思って出発。

 国道に出て小樽方面に向かうと思いっきり向かい風。強いときは風速10m/sを超していたかもしれない。平地なのにインナーに落とさないと進まない。時速も15Km/hあたり。でも心拍数を上げないように、がんばらない。

 朝里温泉に入ると少し風は弱くなり、おまけに追い風に変わった。そのまま行けるところまで行くことにした。路面はほとんど乾いていて走りやすい。ただ、高度が上がるにつれて小雨から小さなあられ雪に変わってくる。道路に積もるほどではないが、路肩が白くなっている。

 のぼりはアウター縛りで。時速は10Km/hを切っている。息は切れないけれど、速度が遅いのでのぼりが長く感じられた。最初のトンネルのところでUターンすることに。時間が遅くなってきたのと、トンネル内の凍結を警戒したため。日が射していれば峠まで行けたと思う。ここで補給。

 帰りは追い風なのでらくちん。張碓ののぼりもすいすい、あっという間だった。

 自宅に帰ってみると、妻が庭に積もっていた雪をせっせと道路の撒いていた。私の帰りが遅かったので、いてもたってもいられずに外に出たのだとか。すまん。私が悪かった。今度はちゃんと連絡するからね。

 調子が良いときなら3時間弱で走るコースを途中休憩を入れて4時間近くかけたのだから遅くなる訳だ。とにかくLSD走は心拍数を上げない。「ママチャリに抜かれてもがまんしろ」と誰かが言っていた。

 のぼりをアウター縛りにしたおかげで、帰ってみると大腿四頭筋が筋肉痛。体重が気になったので測ってみると、ベスト体重よりも2.5Kg太っている。これまでの人生で一番重い。(ついでに財布も重いと良いのだが)寒い冬を越すために体重増をあえて容認していた。これから落としていかなければ。