Circlotron3 回路図(決定版)2019年06月26日 19時57分03秒

試験走行で大きな問題がでなかったので、現段階でのフィックス版とし、回路図を公開する。

まずは増幅部より。前回からの変更点がいくつかあって、WE420AのプレートにあったMOSFETは削除し、教科書通りのカレンミラー回路とした。また初段のカソードに入れていた定電流回路も削除して抵抗一本にした。なぜかこの方が動作が安定する。
このなかのC3の機能について説明する。電源オンから約55秒後にプロテクタのタイマーが働くとTLP291がオンとなり、終段にアイドリング電流が流れる。そのとき、ラッシュカレントが流れにくくなるようにGS66502BのVgs間電圧がゆっくり立ち上がるようにするのがこのC3である。ゆっくりと言ってもわずか数ミリsecの話であるが、それでも効果があるようだ。
次に電源部。初段の整流にはWE412Aを投入している。+300V定電圧回路は無帰還とし、制御MOSFETにはGaN素子を使っている。発振などの不具合はなく、スムースに所望の電圧に設定できる。ただし、FETのQポイントはもう少し電流の少ないところにあるらしく、電源オン後に2V程度ドリフトする。

なお、保護回路については省略してある。

いまのところ、大きな課題はない。一つだけ挙げれば、ハム音がすること。高能率のフロントロードホーンを使っているのでどうしても気になる。ここは将来、WE420Aを定電流点火にするかもしれない。ただし、実装スペースがほとんどないのでどうするか。ゆっくり考えていこう。

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