三本ローラーで室内練習スタート2019年01月02日 10時55分10秒

むかしむかし、「年の初めのためしとて♪」と歌って正月を祝ったものである。今の子供たちは歌詞の意味すらわからないだろう。

この歌とは何の関係もないが、おじさんは年の初めに挑戦してみることにした。ここでドラえもんの声で叫ぶ。「サンボン・ローラー!」
昨年クリスマスに某オクで思いがけなく安値で落札。届いたモノを見ると、それなりに使われていたらしくフレームはさびだらけで汚れも目立ったが、ローラー自体はなめらかに回転し、まったく問題なし。おまけに負荷装置もついていた。ただベルトが切れていたので、こちらは新品を購入。大晦日に自転車小屋(地下車庫)にセットアップ。踏み台は、物置にあった板を切って木工ボンドで貼り付け自分で手作りした。

明けて正月。
さて乗ってみると最初はどうなるかと心配したが、事前にYouTubeなどで学習していたこともあって5分後にはなんとか壁から手を離して自力走行に成功。
もちろんこのときはランニングシューズを履き、バランスを崩しても大丈夫なように備えた。15分後には右足だけサイクリングシューズに履き替え、その15分後には左右ともに履き替えて完全固定。

このように順調にローラーに慣れてはきたものの、まだまだ子供が初めて自転車に乗れたときと同じ感覚には変わりない。緊張しながら一生懸命バランスをとろうと必死である。額の汗を拭うために片手を離すだけでバランスを崩す。こんなレベル。

このようになかなか敷居の高い三本ローラーであるけれど、もう固定ローラーには戻れない気がする。固定式は筋力とか心肺のトレーニングには向いていても、自転車を繰るための体幹はほとんど使わない。
三本ローラーに乗って初めて自分のペダリングのどこに問題があるのかが明らかになるし、バランスを崩すような無駄な動きを無意識にしていたことに気がつかされる。

ところで、皆さんは自分が人生初めて自転車に乗れた日のことを覚えているだろうか。私には記憶がある。近所の子供たちと一緒に、村の公民館裏の大きな杉の木に挟まれたちょっとした坂道を使って練習していた。
大人がそばにつくこともなく、子供だけの世界。のどかな昭和の時代だった。

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