手稲山2011年04月29日 20時40分32秒

自宅前を出発する時、妻が写真を撮ってくれた。このときはまだ元気だった。
 世の中は大型連休に突入。私は午前中出社して、午後から時間をあけた。妻は私が働いている間に、山の中腹にある自宅から中央区にある仕事場までライディング。初めてのコースなので何かあったら車で迎えに来てとの連絡があってからおよそ35分で到着。おお、すばらしい。妻もここまで進歩したか。

 私は遅い昼食をとってから手稲山に向かった。出るときは晴れていたのに、途中から雨がぱらついてきた。最近こんな天気が多くてぱっとしない。

 自宅から手稲の登り口まで10分ちょっとで着いてしまうので、きちんとアップしておかないと大変なことになる。出発前に入念に固定ローラーを回して汗を流しておく。

 さて今日はどんなふうになるかとやや期待をもって登り口からスタート。高速入口の手前で前方に黄色のジャージを着たローディを発見。すぐにうしろに追いついたのでてっきりこの方はまったり走られるのだろうと予想。すぐに右から追い抜き前に出る。ちょっと加速したので、はるか後方に退いたと思って振り向くとなんとすぐ後ろにいるではないか。しまった。こちらが引く体制になってしまった。スタートしてから5分で息が上がってしまい、心拍数も限界に。先が思いやられる。

 そのうち横に並んで走る場面になり、ここで言葉を交わす。こちらは足が売り切れているので、前に出てくださいとゆずる。しばらく後ろにつくも、徐々にちぎれていく。もうだめ。こうなったらマイペースで行くしかない。

 そんなこんなしているうちに旧研修センターあたりで距離が縮まり、また後ろについた。と思った瞬間、相手の方がダッシュ。ついていく余裕なし。10秒遅れでゴール。うわーきつかった。お相手の方が「今日は流しました」と言われ、ちょっとがっくり。

 前半で体力を使いきってしまい、ワキ腹が痛くなるわ、お昼に食べたものがこみ上げそうになるわで、久しぶりに大変な目にあった。

 ゴール地点でしばし歓談。あるチームに所属され、来週は道新杯に出場とか。年齢は私と同じくらい。おみそれしました。

 この後一回下って、ゴルフ場クラブハウス前まで登る。今日はこれが限界でした。

 今回は、同じような年齢でまだまだロードバイクで頑張っている姿を拝見し、少し元気をもらいました。励みになります。レースがんばってくださいね。
 
 手稲山。何度登っても、楽に感じたことはない。どうすればスイスイ登れるようになるのだろう。