支笏湖→美笛峠→中山峠2009年07月06日 19時07分28秒

 最近停滞気味で長距離ランから遠ざかっていたが、久しぶりに出かけた。以前からの宿題にしていたコースだ。昨年、このコースを逆方向に回った。以前は、喜茂別側から中山峠を攻められるか自信がなかった。しかし5月にこの区間も走って自信がついたので、今日の走りとなった。
 と言っても、数日前に喜茂別で北大自転車部の四人にRV車が突っ込んだという事故のことを聞いていたので、正直少し怖じけついた。

 一回走っているコースは、距離感がつかめるので大分気持ちが楽だ。とは言え、やっぱり峠をいくつも越えるのは大変だ。それに、あちこちで片側通行にして工事をしている。上り坂でこれにぶつかると体力を消耗する。気兼ねしてゆっくりと走ってられない。ダンシングでがんがん上ってしまう。そしてそのつけが、直後にやってくる。最もひどかったのは、中山峠に向けて喜茂別側を上っていたとき。工事の人が、どうぞ行ってくださいと言うので、路側帯の白線上を走っていた。そうしたら前方から大型の観光バスがやってくるではないか。避難できるスペースは左側に数十センチしかない。向こうの運転手もびっくりしただろう。バランスを崩さないように、必死で避けた。なんだか割り切れない気持ちになった。

 そんなこんなでいろいろあったが無事に帰ってきた。でも、最近長距離を走っていなかったせいなのか、スタミナが続かなかった。中山峠の上りは前回もそうだったが、ただひたすら足をつかないようのろのろ上っていくしかなかった。
 終わってみたら、平均時速は25.9Km/h。いまひとつぱっとしない。

 もう一つの課題はやっぱり腰の痛み。平地走行のときは気にならない。しかし上りでパワーをかけ始めると痛みが増してくる。
 どうすれば楽になるのか、いろいろ試してみた。その結果、骨盤をしっかりと立てて、背中のアーチを意識すると改善されることがわかってきた。上体はハンドルから遠くなる位置になる。そうすると、手でハンドルを引くのではなく、肘でハンドルを引きつけるようになる。
 そしてもう一つの発見。以前どこからか「自転車では、肩甲骨までが脚だ」と聞いたことがある。ずっと、その意味が分からないでいた。しかし今回、骨盤を立てて背中のアーチを意識してパワーを入れようとすると、確かに肩甲骨のあたりまで脚がつながっているような気がしてきた(気がするだけかも)。うーん、奥が深い。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://john.asablo.jp/blog/2009/07/06/4416134/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。