Counterpoint SA-12レストア日記(3)2014年07月03日 22時35分59秒

やっと終段の調整までこぎつけた。
新設したバイアス調整回路にTL431を使う。このTL431の使い方は、データシートできちんと確認しておく必要がある。出力端子に適切なCを並列接続しないと発振する場合がある。First Watt F4の回路を見てみると、なるほどきちんと処理をしている。ここでは、OSコン22uF/25Vを入れることにした。

アイドリング電流は放熱器の温度上昇を鑑み、300mAに設定。バラック状態で1時間経過した後では350mAに変動する。ここあたりはケースに組み込んだ状態で温度安定性を確認しておかなければならない。

ともあれ、ここまで来るとほぼ動作は保証されも同然。ただし、一抹の不安がある。抵抗類は、ジャンク状態のものをそのまま使っている。はんだがきちんとのっているのか、今は動いているようでも長期間使っているうちに不具合が出るのでは。今から思うと、抵抗も全部入れ替えたほうがよかったかもしれない。

今後の作業予定。
ケースの穴あけ(電解コン、トランス、ブリッジダイオード用)。ケースの再塗装。

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