スイス野郎と手稲山2014年07月21日 22時14分15秒

この春、2年前ニセコで一緒に走ったスイス野郎が仕事場の近所にひっこしてきた。聞けば、連日激坂を登っているとか。手稲山はまだ行ったことがないので、案内してくれということになり、7月14日に行ってきた。

彼はクロスバイクである。最初からタイムを競う気はなく、とにかく楽しみながら走るのが彼の流儀。途中で色々なことを聞くことができた。若い時、スイスの峠を登っていたら後ろから猛然とアタックしてきた者がいて、振り向いたら中年のおじさん。プライドがあるので、おじさんに負けじとがんばったが追いつかれてしまった。誰かと聞けば、ツール・ド・スイスの優勝選手だった。え〜!その後ふもとまで一緒に走ることができ、モチベーションが一気に上がったとか。

帰りに拙宅に寄ってくれて、妻の手作り料理を食べながらまたおしゃべり。楽しい一日だった。

久しぶりに朝里峠2014年07月21日 22時25分55秒

朝から快晴。気温は当地としては高めだが、湿度は高くない。腰が少し痛いが、支障はなさそう。ということで、ひさしぶりに朝里峠を目指すことにした。

小樽方向に向かうと追い風。ただし、連休と学校の夏休みが重なって、道路は渋滞気味。どこに向かうのかと見れば、小樽、余市方面の砂浜へ向かうグループと、キロロ方面に向かうグループの2つ。朝里温泉方面に向かう車はほとんどない。

それでもさすがにローディの姿は多い。ダム資料館を超えてつづら坂を登っていたら、途中のカーブ付近で足をついて休んでいる人が。よく見るとデカイ体をした外国人。大汗をかいてつらそうだった。

気温が高いのでこちらはまったりペースで進む。七割ほど登るとトンネルを幾つかくぐる。そのトンネルの中を走っていた時、猛然と後ろから追い付いてきて越していくローディが。どうするか一瞬迷ったが、速度を上げてついていくことにした。

峠付近でダッシュされたら千切れると思ったが、相手はイーブンペースのまま。幸いにしてそのまま後を追う。斜度がきついところでは、腹をサドルに押し付け流線型姿勢をとる。すると、こがなくても相手のローディを越しそうになる。そういうことが何度かあった。やはりBORA ONEの威力は伊達ではない。

ということで引かれたり、引いたりしながら定山渓温泉付近の国道へ。信号待ちしていた時に少し話をした。今度のツール・ド・北海道に出場するのだとか。後ろについて、走りを大いに勉強させてもらった。

真駒内方面に向かう間、前方にはチームジャージを着た二人組がトレインを組んでいる。少し距離を置いてついていく。あまり速度は上げていないようだ。

ということで自宅に帰還してサイコンを見ると、実装時間が3時間25分40秒。おお、速い。やはり、部分区間ではあったが単独ではなく相手がいたことと、追い風基調であったことに大いに助けられたようだ。

Counterpoint SA-12レストア日記(4)2014年07月21日 22時42分42秒

入手したSA-12はひどい状態だった。あらゆるところが錆びている。においまである。そのまま使う訳にはいかない。ほとんどの塗装をはがして、再塗装するしかない。

板金塗装など今まで経験がない。これを機会に色々勉強した。塗装剥がし液があることを初めて知った。使ってみると非常に便利。驚くほど綺麗にはがれる。ただし、忍耐が必要。せっかちな私は、剥がし残したところを金属ヘラでこそぎ落とす作戦に出たが、全部取りきれなかった。

塗装のコツは、後でわかったのだが、塗装前あらゆるものを綺麗に取りぞき、平滑にしておくこと。でないと、塗装面に凸凹が残り、美しさが半減してしまう。

Counterpoint SA-12レストア日記(5)2014年07月21日 22時48分56秒

塗装はどうするか。サビがどうしても残ってしまうので、サビの上でもぬれる染Qのスプレーを採用。ただ、スプレーボタンが硬くて、指が痛くなってしまったのが難点。

仕上がりは、初めてにしてはまずまず。とにかく目に触れるところだけは丁寧に仕上げたつもり。欲を言えば、つや消し黒が高級感が出てよかったと思う。いつか塗り直しをしたい。

Counterpoint SA-12レストア日記(6)2014年07月21日 22時54分01秒

外したトランス、電解コンデンサ、配線。