Tweak of WaveIO Clock Regulator (4)2013年01月14日 11時56分16秒

 前回残っていた課題に挑戦してみた。
 シャント素子のG-S間に接続されている抵抗を1.35KΩから560Ωに変更。シミュレーションで周波数特性を確認しておく。G-S間の抵抗値を小さくすると10Hzあたりからゲインが減少し位相も回転し始める。LEDと1S1588に並列に接続されているコンデンサの量を増やすことで、この変化を小さくすることができる。

 結果は。もくろみは当たった。全体のエネルギー分布がさらに低い方に移動し、これまで気になっていた腰高感が払拭された。

 目を閉じるとLPアナログ時代の音を思い出す。あのときは、音研ホーンにALTECのウーハー。プレーヤーは金田式を参考にして手を加えたGT-2000。あれから13年を経て、やっとデジタルもアナログも結局同じだったという結論を得るに至った。

 おそらくこれでフィクスになるだろう。