手稲山 ラストラン敗退2011年11月28日 19時31分06秒

 この季節にしては気温は高めで快晴。休みの今日、思い切って手稲山に向かった。朝方は霜も降りて凍結していたので、気温が上がって道路が乾く頃を見計らって、午前10時半ころ出発。

 登り口から上の方を見ると、乾燥路面が続く。そのまま上りに着手。なんだか今日は足がよく回る、調子が良いようだ、と思ったら追い風のせいだった。手稲橋の手前あたりの日陰ではブラックアイスバーンがあって、ときどきリアが空転することも。とにかく慎重に通過。日が当たっているところは乾燥していて気持ちが良い。

 そんなこんなでテイネオリンピアのゴルフクラブハウス前通過。このまま旧ロープウェイ駅まで行けるかととおもいきや、その先にあるヘアピンカーブに落とし穴が待っていた。

 最初のカーブにさしかかると路面が濡れているように見えた。まさか凍結しているとは思わなかった。このあいだ来たときはここは雪が積もっていたなと、悠長に思い出していた。
 と、突然リアが空転、そのままバランスをくずし左から落車。幸い速度はでていなかったのでリアのスキューワー先端の塗装がはげ、シューズカバー(薄い夏用)が一部破れただけで済んだ。
 立ち上がろうとしたら、足が滑る滑る。路肩に移動するまでへっぴり腰の情けない格好。ちょうどそこへ車が一台対向車線をそろそろと降りてきて停止。運転手の方が心配そうに「大丈夫ですか。気をつけてくださいね」と声をかけてくださった。
 今日なんか車は殆ど通っていなかったのに、こういう時に限って車が来る。天網恢々疎にして漏らさず、という格言を思い出した。

 これ以上登るのは危険だし、なによりも車にも迷惑をかけるので引き返すことに。

 こうして、手稲山のラストランは無念の敗退となった。ちなみに、落車したのは、数年前にクリップレスペダルを初めて履いて、立ちごけして以来。走っている途中で転んだのは初めて。

 なんだか気持ちが晴れないままで終わるのはいやだったので、国道まで降りてから銭函まで走って引き返した。

 帰ってみると、おしりのあたりが筋肉痛だ。ペダリングの質が変わってきているようだ。これがハムストリングスで踏むことなのだろうと納得している。と、思ったあたりでシーズンオフに突入である。