DACエージング中2011年11月06日 21時08分25秒

 昨夜、DAC Kitに付属してきた電解コンをOSコンに入れ替えた。当初、嫌な音がしないと喜んだが、嘘だった(笑)。やっぱり耳に突き刺さる音が聞こえてきた。

 およそ12時間通電しっぱなしの後で聞こなおしてもまだだめ。なんだか今年は、春から部品を入れ替えるたびごとにエージングの繰り返しで、落ち着いて音楽を聞くどころではなかった。やれやれ。

 OSコンをはんだ付けしてエージングが進んでいないと、同じCDを聞いても、まったく違う音楽に聞こえてしまう。いや、音楽にならない。からだが聞きたくないと拒絶反応を示す。これが100時間経過すると大変身するのだから困ったものだ。

 さて、エージングが仕上がるまでの間、次の改善テーマを検討している。PCM1794の+5V電源は、本来アナログとデジタルと分かれている。しかし現在これを共通化している。これを別々のレギュレーターから給電するようにしたい。おまけに左右別々にアナログ電源を供給したい。非常に欲張りな計画だ。

 TDA1541Aの時代、-15V電源は最初共通電源としていた。これを後で左右別々とした。その変化が決して無視できないものだったことを今でも覚えている。それまで中央に抑えこまれていたのが、別原電としたことで空間が自由に解放されたような印象に変わった。

 PCM1794ではそこまでの変化はないとは思うが、できることなら分けてみたい。もっとも電源トランスまで分ける余裕はないので、レギュレーターを分けるくらいなのだが。