LOOK 595のセットアップ (9)2011年01月24日 20時15分43秒

 今日の休日、一気に組み上げてしまった。まずはクランク。次にFD、RD。次にシフトケーブルのセット。チェーン。そしてディレーラーの調整。初めて挑戦した時は難儀したものだが、今回はあっさりと決まった。ついでにサイコンもインストール。こちらはワイヤレスだから簡単。完成後、しばし眺めていたが、こうなるとやっぱり乗り味を確かめたくなった。

 実は、本日M沢地区の持ち家のボイラー交換工事があったので、鍵を開けるついでにそこに置いてあった BORA ONEを持ち帰ってきた。スプロケを入れ替え、フレームに装着。うーむ、やっとLOOK 595がバイクとしての姿を現してきた。

 早速固定ローラーに取り付ける。まだペダルを買っていないので、とりあえず KX Light号からはずして取り付け。サドルも暫定的にアリオネのまま。サドル高さの微調整はしていないので、ちょいと低め。この状態で回してみた。

 固定ローラーに乗せての感触ではあるけれど、それでもペダルを回した瞬間からKX Light号との違いは明らかだった。同じLOOKなのに、こんなにも差があるのか。感動。

 何が違うのか。まずハンドルから伝わってくる振動が違う。いかにもフレームの剛性の高さを示すような「ごりごり」が伝わってくる。それから次に感じたのは、エネルギーのロスが少なさ。というよりも、ペダルから入力されるエネルギーがすべて完全にホイールに伝達されていると言った方が正解だ。乗り手からエネルギーを吸い取ると言ってもよいかもしれない。これは新鮮な感触だ。これを知ってしまうと、KX Lightでさえも何かをロスしていると感じてしまう。恐るべし。実際に走ってみたらいったいどんな風に感じるのだろう。

 とは言え、外は豪雪状態。あと2ヶ月くらいは待たなければならない。それまでに北アイルランドからLOOKのボトルケージが送られてくるかなあ。

 おっと、ペダルとシューズも買わなくっちゃ。シューズは在庫があるうちに買っておかないと、あっという間にサイズ切れ状態になるらしい。ウエアーもそう。自転車の世界はまだまだニッチなのかも。
 ペダルはいまのところPD-7900に絞っている。こちらはじりじり値段が下がっているので、もう少し待つ予定。

アリオネとSelle SMP Composit2011年01月27日 13時36分30秒

 これまでLOOK595には仮としてアリオネをインストールしていた。固定ローラーで最初に乗り味を確かめたときも、このサドルのままだった。アリオネにまたがるのは数ヶ月ぶりである。お尻を置いてちょっと驚いた。非常に柔らかい。ペダルを回しているとふわふわして収まりがどうも良くない。変な表現になるが、お尻の剛性が低すぎてペダリングが安定しない感じになる。

 このことが気になったので早速Compositに入れ替えてみた。セッティングはすでにKX Light号でさんざん追い込んでいるので一発で決まった。サドルの前後位置は写真のとおりで、どんぴしゃの真ん中になっている。前後角は水平。LOOK595のE-POSTは一本締めなので、細かな角度調整ができない。取り付ける前は少し不安があったけれど、こちらも幸運なことに水平位置が簡単に出た。BBからサドルまでの距離もメジャーを使って何度も確認している。10mmのスペーサーをはさんで目標値になった。10mmという数値は、念入りに合わせた割には若干大きめに思うかもしれない。これには理由があって、今後スタックハイツが小さくなる方向でペダルやシューズを替えていく予定なので、そのことを見込んで余裕を持たせた結果だ。

 さてサドルを交換しての感触。私のお尻は完全にCompositに調教されてしまっている。お尻がきちんとあるべき位置におさまっていて、安心して足を動かすことができる。以前は、あんなにすばらしいと思っていたアリオネがこんなふうになってしまうとは。自転車のパーツとは恐ろしいものだ。

LOOK595全景2011年01月30日 17時27分11秒

 春を待つLOOK595。
 バーテープはまだ巻いていない。手元にはLOOKの白色がある。SILVAが手になじむ感じがして捨てがたい。どれにするかはもう少し考えたい。
 今にして思えば、フレームに合わせてサドルを白色にしておけば良かったかと思う。あのときは、全くこのフレームを買う事など計画になかったのだからしかたがない。

 ULTEGRA6700のカラーは、表面がつや消し処理されていてちょっと地味に感じてしまう。もうすこし「てかてか」輝く感じが私には好みだ。「いつかはクラウン」というキャッチフレーズがあったそうだけれど、「いつかはDura Ace」というところか。

 この組み合わせで重量はちょうど7.0Kg(ペダルレスで)。ただし家庭用の体重計で測ったのでちょっと誤差がある。KX Light号(WH-7850-SL装着)に比べると、さすがに手で持っても重量差がわかる。なにしろ、あちらは8.0Kgくらいあるから。
 これだけ軽量化しても、タイムにはどれだけアドバンテージがあるのか。。結局エンジン次第ということになりそうだ。