174Km完走2009年05月04日 17時04分01秒

 今日は朝から快晴。気温も20度を越すようだ。昨年から持ち越していた課題に今日挑戦することにした。小樽の毛無峠からキロロに向かい、樺立トンネルを抜けて倶知安に出る。その後、喜茂別にまわって中山峠を上り、札幌に戻る一周コース。

 朝7時40分出発。こんなに早く出かけたのは初めてだ(笑)。昨夜、ミシュランのラテックスチューブに交換しておいた。一晩置いたら、空気圧が下がっている。ラテックスはこまめな空気圧管理がかかせない。走り出してみると、やはり違う。路面からの振動がまるくなって快適だ。長距離を乗るならやはりこれにすべきだろう。私の場合、100KmくらいまではEVO55でもなんとか我慢もできるが、それ以上の距離は勘弁願いたいという思いだ。今回も路面が荒れているところが所々にあって、このチューブのおかげで大分助かった。

 さて、張碓峠を越えてみると今日は体調が良さそうな感触。朝里から毛無峠方面に右折し、最初の難関を攻略する。これから先のことを考え力をセーブしているせいか今日は楽に上れる。快調にキロロに下り、スピードを上げる。前方に開発局の道路維持車が走っている。道路管理のため、時速40Kmくらいで走行しているようだ。どうしようか一瞬迷ったが、これを追い越すことにした。ダッシュして前に出る。ところがこれが誤算だった。すぐに向かい風になり、スピードが見る間にダウンしていく。さっき追い越した車に追いつかれるのが恥ずかしいので、ここでがんばってしまった。これが後で裏目に出てしまう。あのとき、がまんして道路維持車に引っ張ってもらった方が正解だったと悔やまれる。
 なぜ誤算だったか。樺立トンネルに向かう上りですぐにわかった。足が動かなくなってしまった。ひいこらしながらゆっくり上るしかない。予想に反して、今回のコースでここが一番体力的にきつかった。
 トンネルを抜けて、昼食に。ここまで自宅を出てからちょうど3時間経過。特大のおにぎり二個を平らげる。後から思うと、もう少し早い段階で補給しておいた方が良かったようだ。

 倶知安への下りは快適。羊蹄山がくっきりと姿を現す。ニセコ連峰の頂きに残る雪もまぶしい。ああ幸せと思ったのもつかの間。平地に入ったとたん、強い向かい風に悩まされることに。交通安全の緑色の旗がちぎれんばかりに風にはためいている。それもこちらに向かって、トホホorz。それも、右に曲がろうが左に曲がろうが、はたまた180度進行方向が変わろうが、いつも向かい風。平坦なのに20Km/hも出ない。喜茂別までこれが続いた。これでまた体力を消耗。中山峠を本当に上れるのか不安になってきた。

 喜茂別のコンビニで水分補給。上りに取りかかる。風向きはなんと追い風。助かった。緩斜面は結構スピードが出て、気持ちがよい。と言っても斜度がきつくなると、足は売り切れているのでがくんと遅くなる。後半は忍耐のダンシングで乗り切り、峠に到着。ああ、良かった。
 下りも追い風。らくちんらくちん。連休のため車の数がすごい。ひっきりなしだ。別に車の後ろについている訳ではなかったが、どうも車の列とともに自転車を引っ張る風が吹くような気がした。がんばらなくても45Km/hが出ている。

 ということで、174Kmを完走。一日で走った距離としては、これまでの最長不倒を更新。家に帰って鏡を見たら驚いた。額と眉間に、まるで塩の固まりを塗ったようかと思うほどの塩が噴き出していた。
 足は筋肉痛が残るものの、まだ走れそうな感じだ。おそらく、ひざを斜め上方に引き上げ、前に蹴りだしていくペダリングを心がけたおかげかもしれない。ひざを上げる際に骨盤付近の体幹を使うようにする。そうすると足の筋肉の疲労を遅らせることができる(はず)。言うはやすし。樺立トンネルの上りや中山峠の上りではまったく情けない状態だったのだから、まだまだ道半ばということか。

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