X SOZアンプ進捗状況2009年04月01日 13時17分40秒

 なかなか進まないX SOZアンプの製作。パーツはあらかたそろっているのだが、若いときのように徹夜で完成というわけにはいかない。
 放熱器周りのアッセンブリがようやく形になってきたので、写真を載せておく。まずは、外観から。

 久しぶりの穴開け作業で、だいぶ勘が鈍っていた。ポンチで穴の位置を決めているのに、斜めにずれてしまった。おかげで放熱器一個をだめにした。昔なら神経質に全部作り直したものだが、今はそんな失敗もおおめに見られるようになってきた。成熟したということか、はたまた面倒になっただけか。

放熱器周りの様子(内部から)2009年04月01日 13時23分38秒


夕練2009年04月02日 19時22分24秒

 妻がサプリメントをどっさり持って帰ってきた。知り合いの方のところに遊びに行ったら、その方がもう飲まないので捨てるつもりだったと言う。それはもったいないと妻が貰い受けてきた。調べてみて驚いた。定価ベースで単純計算すると20万円はする。賞味期限が切れかかっているけれど、効力は変わらないだろう。せっせと飲むことにした。そのおかげか知らないが、風邪はだいぶ回復してきた。しかし、世の中にはいろいろな人がいるものだ。

 夕方、空が晴れているので夕練に出かけた。日差しはあるのに、空気は予想以上に冷たく感じる。今回はいつものコースを反時計周りにして、盤渓から小林峠を上る。峠を越えて川沿側に下り、最初の信号のところでUターンしてまた峠を越える。
 きつい上りでも滑らかに回すことを意識しながら練習する。スピードはいつもと同じだけれど、心拍数が抑えられる方向に作用している気がする(気がするだけかも)。
 もう少し時間があれば、もう一回峠を往復しても良いかもと思った。だが日没になったため、少し体力に余裕を残しして帰投。うん?これってもしかしてサプリメントの効果かしら。

無意根大橋往復2009年04月06日 13時25分32秒

 朝方雨がぱらついたが天気予報では回復するとのことなので、今シーズン初めて遠乗りすることにした。と言っても体がまだできていないので長距離はあきらめて、昨シーズンも最初に走った無意根大橋を目指す。

 いつも夕練ばかりしているせいなのか朝から走ると体が重く感じる。4月はいつものことなのだが風が強い。なかなかスピードに乗らない。とにかくあまりを無理をせず、自分の体調に合わせて走る。定山渓温泉街まで70分。いつものチェーン着脱場に寄って、小休止。少し迷ったがこの先の上り坂を考えて、ウインドブレーカーを脱いだ。

 今回のテーマは上り坂のペダリングについて。あちこちで「前に蹴りだす」とか「前に踏み出す」と言われているけれど、今ひとつ理解できないでいた。滑らかに回せれば、あとは結果がついてくるだろうというくらいにしか考えていなかった。
 しかし、経験者の言葉には謙虚に耳を傾けなければならない。我流を押し通してもすぐに壁にぶつかることは何度も経験してきた。
 いつものように、この動作を自分にぴったりのことばで表現してみようと考えた。ネットで検索すると、ある方が「前輪のハブをめがけて蹴りだす」というような表現をされているのを見つけた。これをヒントにして自分なりに考えた。
 足先がまるで「矢」のようなイメージで、その「矢」が斜め下前方に向かって飛び出していく。そういうことを頭に描く。もちろん、「矢」が飛び出す瞬間だけいきなり強くパワーを入力するとギッコンバッタンになるから、あくまでも滑らかな回転を心がける。そうすると面白いことに気がついた。「矢」を放つ動作に移るところで、腿の内側が絞り込まれるような感覚が生まれてきた。

 それからもう一つ大切なのは、フォーム。自分は骨盤をきちんと立てていると思っていた。しかし理想的なフォームに比べると、どうも前のめり気味だったのではないか。ハンドルに手をのせているつもりなのに、無意識のうちに腕に体重をかけすぎていたかもしれない。そうすると骨盤は倒れ加減になる。
 今回このことも修正してみた。極力腕に体重をかけない。そうすると座る位置が少し後ろ側になる。具体的に言えば、サドルとの接点が数ミリ背中側に移動する。背中にアーチができる。重心が後ろに移動するので、真下に踏み込むことは少なくなり、斜め下前方に蹴りだしやすくなる。おまけに懐が広くなるので、ひざを上げやすく感じる。なるほど、こういうことなのかと納得。

 無意根大橋までの上りで試してみた。確かに、速度を維持しながら上っていけるような気がした。速度を時々確認してみると、だいたい16〜17Km/h、斜度がきついところでも15Km/hを下回ることはなかった。以前なら14Km/h以下だったような気もする。ときどき強い向かい風もあってのこの結果だから、まずまずだろう。

 このフォームはヒルクライムだけではなく、平地走行にも応用できる。

ペダリング雑感2009年04月09日 19時11分25秒

 今日は夕練に出かけることができた。いつもの小林峠コースを盤渓側から上る。峠からいったんまた盤渓側に下り、円山方面からの道路と交わる交差点のところまで戻る。そしてまた峠を攻める。攻めると言っても、距離はさほど長くないので、体力のある人なら何往復でも軽くこなせるだろう。私は無理だけれど。

 上り坂では前に踏み出すペダリングを意識する。骨盤を立てつつ腰を丸めて、重心を後ろ側にかける。腕はハンドルに触れるくらいとする。真下に踏み込まないようにして、むしろ斜め前方に向かって足先を踏み出す。意識としては11時あたりから12時の山を越して3時あたりまで、足の先を巻いていくようにイメージする。腰を丸めると懐が広くなり、ひざが上げやすくなる。これがポイントのような気がする。ひざが上がらないと、巻き込む動作ができず、いつの間にか真下に踏み込んでしまう。

 また、巻き込み動作がうまくいくようになると、自然に引き足動作ができるようになってくる気がする。そうして全周にわたって足がペダルに粘り着く感触が生まれる。結果、ゼーゼーハーハーが軽減されてスピードが維持できるようになる(と思う)。

 ここ数日やっと暖かくなってきた。今日はウインドブレーカーを着ないでジャージ姿で走った。暖かくなると体も動くし、気持ちもよい。
 自宅に帰還する途中、山の手病院の坂道でロードバイカーとすれ違った。もっとも4車線の向こう側だったから、ちらっと見えただけだったが。こちらはダンシングで思いっきりもがいている最中。頂上付近で乳酸が急激にたまり、足が一瞬動かなくなってしまった。それでも不思議に呼吸はすぐに回復した。トレーニングの効果かな?