小樽毛無峠から余市へ2008年06月09日 15時42分36秒

 朝から快晴。ようやく北海道の初夏がやってきた。今回は、朝里から毛無峠を超えて余市に出て、そこからフルーツ街道を通って朝里に戻るコースを考えてみた。
 今回、初めて心拍計を装着して外を走ってみるのも楽しみ。

 8時10分に出発。好天が続く場合、西風が吹きやすい。今回、この風に悩まされた。余市で小樽方面に方向転換するまで、ずっと絶え間なく向かい風だった。
 毛無峠は車では何度か通ったことがある。そのときは、すごい坂だという印象が残っている。で、やっぱりすごい坂だった。ヘアピンカーブを何度も曲がって、そろそろ峠だろうかと何度も期待する。看板に「毛無峠5合目」というのを見つけたときはがっかりした。そうやってようやく頂上付近の平坦部にさしかかったときは、やっと上りは終わったと思った。が、これもまた裏切られた。キロロが近づくまで、えんえんと嫌らしい上りが続くのだ。これは結構体力を使う。

 さて、キロロを横に見て赤井川までは緩い下り坂で車もほとんど通らなかったから非常に快適。しかし、赤井川を超えて余市に抜ける冷水峠は意外ときつかった。どうも今回は体調が今ひとつのようだ。腰が痛い。最近、筋トレを怠っていたがやっぱりごまかすことはできない。

 いったん国道5号線に出て、少し小樽方面に走る。近道もあるのだが、この道路は思い出があるので、少し走ってみたかったのだ。蘭島海水浴場正面にあるコンビニの横から山側に入って、すぐにフルーツ街道と交差する。フルーツ街道は初めて走る。わざわざこちらを選んだのは、国道にあるトンネルが自転車には危険すぎるような気がして通りたくなかったというのが大きな理由。

 この道路、車は少なくて良いのだが、アップダウンが何度も繰り返される。体力を奪うために造られたかのような、なんとも嫌らしい道路。小樽が近づくとますます斜度がきつくなる。本当に小樽は坂の町だ。もうとっくに足は売り切れ。インナーローにしてゆっくりと上るしかない。小樽奥沢から赤井川方面に入る。元気があれば、えいやと上っていくのだろうが、もうだめ。

 ここまで走行時間は4時間近くになっている。休憩は取っていない。補給食もとっていない。朝食はたっぷりととってきたが、さすがにハンガーノックの気配を感じる。朝里が近づいてきたところで公園を見つけたので、ここで休憩。持参したカロリーメイトを食す。しかしどうも今ひとつ腹が満たされない。ごまかしながら札幌を目指す。

 朝里温泉からの道々1号線の交差点で定山渓方面から朝里峠を抜けてきたローディに出会う。赤信号待ちで少し言葉を交わす。この方、これからまた引き返して定山渓方面に戻る予定とのこと。精悍なスタイル。いかにも走り込んでいそうな感じ。がんばってください。こちらはもうへろへろ。
 張碓峠の上りは覚悟していたが、追い風が幸いして20Km/h以上で上る。

 おそらく今日は25度を超えただろうと思う。しかし、面白いことに海岸から冷気が流れ込み、暑いところもあれば、寒く感じるところもあるなど、結構気温の変化が激しかった。ジャージのジッパーを上げたり下げたり。。フルーツ街道では、海霧が流れ込み、どこかの高原を走っている雰囲気だった。

 自宅に帰って顔に手を触れてみると塩が噴き出して、ざらざら。汗はそれほどかかないのだが、空気が乾燥しているためすぐに乾いてしまうのだろう。水は1リットル持ったのだが、公園で水を補給した。それでも体は水分不足だったようだ。

 さて今回の結果。
走行距離 143.8Km
走行時間 5時間34分
平均速度 25.7Km/h
平均心拍 150bpm

 平均速度が上がっていないのは、アップダウンが激しかったせいなのか、体調が今ひとつだったせいなのか。多分両方だろう。

 心拍数に関しては、いろいろ面白いことがわかった。
 斜度5〜6%程度の坂を17Km/hで上っていると、心拍数が170くらいになる。160を超してくると足に乳酸が溜まっていく感じがする。140〜150あたりは楽に走行している状態。ピークでは180近くになったときもあった。
 さて、これらの数値から何がわかるのだろうか。ぼちぼち調べてみようかな。

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