朝里峠2008年04月14日 15時38分50秒

 今シーズン初めて朝里峠に挑戦してきた。天気は薄曇り、ときどき日もさすことあり。気温10度前後。トンネルの中では息が白くなった。南東方向からの風が強く、結構悩まされた。

 自宅から国道5号線を西に向かい、張碓峠へ。ここは日頃からきたえているダンシングでスイスイと上る。ここまでは追い風基調。しかし峠を越えてからは強烈な向かい風。張碓峠からの下りは、皮肉なことにシフトダウンしないと前に進まない。朝里温泉分岐の交差点まで65分。まあまあ。

 昨年はここからループ状の橋の手前まで、ゆっくり走って補給食をとっていたが、今回はそのまま通過。以後、朝里峠までほとんどダンシング。国道交差点から峠まで55分。今回は、それほどスピードを上げていない。体力的にはまだ余裕がある。とこどころ融雪剤が撒かれている。峠のトンネル手前には、道路上に雪が少し残っていた。もし3月に来ていたら、ちょっと大変だったかもしれない。

 今回、ウインドブレーカーを着用したがこれは正解だった。シューズカバーはしていないので、足先の感覚がなくなってしまう。買おう買おうと思いながら、結局このままになりそう。
 また今回初めて長距離に、カンパのビブショーツを履いてみた。これはすこぶる快適。さすがカンパ。腹部を圧迫しないのはもちろんだが、素材がすぐれているせいだろうか、腰、尻、大腿部を適度に包み込み、サポートしてくれる。私のようなものにはビブショーツは贅沢かなと思ったが、やっぱり一度履いたらやめられない。お尻にあるパットも優れもの。まったく痛くならない。ただし、股間の皮膚とパットがすれて痛くなることも。これがいわゆる「股擦れ」というものか。なるほど、皆さんいろいろとクリームを塗る訳だ。

 今まで履いていたのはパールイズミのエントリーモデル。それも15年以上前に購入したもの。一部に穴があいて、糸で補修してある。まあ、練習用と割り切っている。

 峠に着いて、ここで小用をたす。ビブショーツでどうやってするのか。いろいろ頭でシミュレーションしていたが、なんのことはない、前のところを下に引っ張ればジャージを着たままで用を足すことができた。昨年、ツールドフランスの中継を見ていて、選手たちがおもむろに自転車にまたがったまま用をたしていたので、いったいどうやってするのだろうと不思議に思っていた。これで氷解。

 さて峠からの下り。向かい風が強くて前に進まない。トンネルはほとんど濡れていなかったので、ここは安心。定山渓から国道に戻るも、やはり向かい風、また横風でハンドルがとられることも。

 結果は以下の通り。

走行時間 3時間32分
走行距離 92.2Km
平均速度 26.0Km/h
最高速度 55.3Km/h

今日までのLight号の積算走行距離 1607.8Km

 もう少し走行時間を短縮できるかと思ったが、なかなか難しい。市街地では信号があるので平均速度を上げられない。ということは、やはり峠の上り速度をもっと上げなければならないということらしい。

 峠はまだ冬枯れの風景だったが、この数週間以内に若葉が芽吹き、そして5月後半には蝉の鳴き声も聞こえてくるのだろう。大好きな季節がやってくる。

ビブショーツ2008年04月14日 19時45分18秒

 ところでカンパのビブショーツ。色は白。買うとき結構迷ったが、特売で安くなっているのはこの色しか残っていなかった。つまり、白色は人気がないということ。どうして人気がないのか。買ってみてわかった。肌が透けて見えるのだ。

 アソスのビブショーツの広告で、男性が後ろ向きになり、お尻を突き出しているのがある。妻の前で、あのまねをしてみた。「どうだ!」そうしたら妻が悲鳴を上げた。「わー、やだ!なんかヘン。」さあっと青ざめた。失敗したか。
 以下、妻の弁。「お尻の割れ目が見える。パットが、なんかナプキンか、尿漏れパットみたいで絶対おかしい。」鏡で確認してみると、確かにそんな風に見えなくもない。しかしよく考えると、自転車は走っているものだ。ビブショーツだけをじっと見ていることはほとんどない。問題は、コンビニに寄ったときくらいか。

 すったもんだがあったが、結局割り切ることにした。これだけ着心地が良ければ、外見については気にしない。