TDA1541A 2パラに換装 ― 2006年05月10日 20時15分05秒
TDA1541Aに入れ換えた。老眼が進んで細かい部分が見えにくくなったせいで、以前ならしなかったようなミスを数カ所犯したが、なんとか音が出るようになった。
その後のデバッグの経緯。
(1)片方のチャンネルはきちんと音が出るが、もう一方のチャンネルにかなり大きなノイズがのる。→原因:配線ミス。DAC出力ピンの位置を間違って別のピンと接続していた。配線し直してOK。
(2)ハムノイズが大きい。左右チャンネルともに。→原因:DACの-15V電圧は整流ダイオード(ショットキータイプに換装)の後にある平滑コンデンサは3300μFとなっている。これはCDPにもとからついているもの。これが小さすぎる。オシロで見ると、150mVp-pのリップルだ。これは大きすぎる。そこで手持ちのコンデンサを探したが、33000μF/10Vが2本しか見当たらない。背に腹は代えられないので、直列接続してしのぐことにした。結果、リップルは15mVp-pになった。ハムはほぼ聞こえなくなった。ただもう少し容量があった方がいいという印象がある。
(3)LPF
最初は簡単な1次フィルターにしようと思ったが、3次に落ち着いた。定数は以下の通り。
C1: 0.1μF
L1: 0.3mH
C2: 28000pF
R1: 51Ω
元ネタは、ラジオ技術の別府市の記事を参考にした。
(4)その他
DACの-15V電源の電圧は最大17Vに規定されているが、実機では-17.6V程度になっている。
で、音はどうか。エージングがすんでいないが、見違えるような音に変化したが。元のPCM56-Kにはさらさら未練を感じない。電源関係とか、ジッターの影響とか考えるとメインシステムに見劣りするが、音はまぎれもなく正統なTDA1541Aの音である。力強く眼前に迫ってくる音だ。この魅力はたまらない。
DEMコンに使ったコンデンサの音がどうなるかと心配だったが、杞憂に終わったようだ。65円/個はもうけものだった。
今のところ気になるのは、エージングがすんでいないせいかもしれないが、-15V電源のコンデンサの品質がもろに音に影響していること。耳に突き刺さる感じして、まだ長時間聞いていられない。それは今後に期待しよう。
今回の改造はやってよかった。今後、リクロックとか、いろいろやってみたくなってきた。手をかけただけの効果がすぐに音に現れるCDPと信じる。
その後のデバッグの経緯。
(1)片方のチャンネルはきちんと音が出るが、もう一方のチャンネルにかなり大きなノイズがのる。→原因:配線ミス。DAC出力ピンの位置を間違って別のピンと接続していた。配線し直してOK。
(2)ハムノイズが大きい。左右チャンネルともに。→原因:DACの-15V電圧は整流ダイオード(ショットキータイプに換装)の後にある平滑コンデンサは3300μFとなっている。これはCDPにもとからついているもの。これが小さすぎる。オシロで見ると、150mVp-pのリップルだ。これは大きすぎる。そこで手持ちのコンデンサを探したが、33000μF/10Vが2本しか見当たらない。背に腹は代えられないので、直列接続してしのぐことにした。結果、リップルは15mVp-pになった。ハムはほぼ聞こえなくなった。ただもう少し容量があった方がいいという印象がある。
(3)LPF
最初は簡単な1次フィルターにしようと思ったが、3次に落ち着いた。定数は以下の通り。
C1: 0.1μF
L1: 0.3mH
C2: 28000pF
R1: 51Ω
元ネタは、ラジオ技術の別府市の記事を参考にした。
(4)その他
DACの-15V電源の電圧は最大17Vに規定されているが、実機では-17.6V程度になっている。
で、音はどうか。エージングがすんでいないが、見違えるような音に変化したが。元のPCM56-Kにはさらさら未練を感じない。電源関係とか、ジッターの影響とか考えるとメインシステムに見劣りするが、音はまぎれもなく正統なTDA1541Aの音である。力強く眼前に迫ってくる音だ。この魅力はたまらない。
DEMコンに使ったコンデンサの音がどうなるかと心配だったが、杞憂に終わったようだ。65円/個はもうけものだった。
今のところ気になるのは、エージングがすんでいないせいかもしれないが、-15V電源のコンデンサの品質がもろに音に影響していること。耳に突き刺さる感じして、まだ長時間聞いていられない。それは今後に期待しよう。
今回の改造はやってよかった。今後、リクロックとか、いろいろやってみたくなってきた。手をかけただけの効果がすぐに音に現れるCDPと信じる。
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