朝里峠一周コース 雨で引き返す2020年08月13日 20時56分39秒

8月10日。朝、ゴミ出しで外に出たときお隣の車があったので、そこで初めて今日は祝日であることに気がつく。こちらは月曜が定休日なので、お上のご慈悲で月曜を祝日にしていただいてもまったく関係がない。

予報によれば札幌市内は曇り。ただ、雨雲が西から来ているので雨が降るかもと覚悟しながら朝里峠一周コースにでかけた。
東風が強く、小樽方向には追い風となって調子が良い。ところが張碓峠を越えたあたりから雨が降り出し、朝里温泉分岐交差点に来たあたりで本降りとなる。靴の中まで濡れたのは久しぶりである。
ここで引き返すことにした。

この日は体調は良く気力も充実していて、記録を狙えそうな予感があったのに、まことに心残り。
銭函あたりに戻ったら雨がやみ、金山から市内方向は路面が乾燥していた。
こんなときはざんざん降ってくれたほうがきっぱりと諦めがつく。ところが、降ったりやんだり照ったりと煮え切らない天気。やるべきことをやり残したようで一日落ち着かなかった。

午後から雨で汚れた自転車を掃除をする。チェーンをはずしてディグリーザーに漬け込んで汚れを落とし、チェーンルブ(乾燥タイプ)を塗る。

仕上げにワックスを塗る。ついでにリアディレイラー(RD)もきれいにしようとしたそのときである。RDが左右にぐらぐら動くではないか。固定ネジが緩んでいる。今まで15年近く走ってきて、こんなことは初めて。最近、RDの変速の調子があまりよくないことには気がついていて、調整ネジを右や左に回してみても、すっきりしないのでおかしいとは思っていたが、完全に見落としていた。

新品のRDを取り付けたのが2018年の春。シマノのRDにはきちんと緩み止めが塗ってあったはずだから、なぜこんなに緩んだのか不明。とにかく、長距離で走っている最中にRD脱落などという事故にならなくてほっとした。

ラインアンプの整流ダイオードをGaNに入れ替える2020年08月13日 21時45分59秒

実を言えば、ラインアンプの整流ダイオードは2018年春に一度GaNに入れ替えている。ところがその後、サークロトロンの開発途中、なんどもGaNを飛ばしてしまい、手持ちを全部なくしてしまったことがあった。運悪くちょうどそのとき、Mouserは日本国内でのGaN販売を停止していて、どうにもならない。窮余の策としてラインアンプからGaNをはずしてサークロトロンの終段に使ったといういきさつがあった。
そのとき、代替につかったのがInfineonの第6世代ダイオード。これはこれで非常に満足していた。

しかし、真空管式クロック発振器の成果を目の当たりにしてしまうと、究極を目指してくなるのが人情。もういちどGaNに入れ替えることにした。
それがこの写真。
ついでに現在のラインアンプの内部風景。

このGaNは以前、ロシア製水晶発振器の電源に使っていたのでエージングは済んでいるはずと思った。ところが、入れ替えた直後も次の日も音が悪い。Infineonダイオードの時は心が踊るような音が出ていたのに。。。期待が大きかっただけに、気持ちが暗くなる。

どうしてか。ロシア製水晶発振器の電源に使っていたときは、AC12Vの電圧だった。今回はAC120Vである。使用電圧が一桁違うとエージングは最初からやり直しなのかもしれない。

ラインアンプは一日4時間程度の稼働なので、熟成には時間がかかる。入れ替えてから一週間経過した今日、当初よりもだいぶ良くなってきているけれど、まだまだいけない。忍の一字である。