ラインアンプの整流ダイオードをGaNに入れ替える ― 2020年08月13日 21時45分59秒
実を言えば、ラインアンプの整流ダイオードは2018年春に一度GaNに入れ替えている。ところがその後、サークロトロンの開発途中、なんどもGaNを飛ばしてしまい、手持ちを全部なくしてしまったことがあった。運悪くちょうどそのとき、Mouserは日本国内でのGaN販売を停止していて、どうにもならない。窮余の策としてラインアンプからGaNをはずしてサークロトロンの終段に使ったといういきさつがあった。
そのとき、代替につかったのがInfineonの第6世代ダイオード。これはこれで非常に満足していた。
しかし、真空管式クロック発振器の成果を目の当たりにしてしまうと、究極を目指してくなるのが人情。もういちどGaNに入れ替えることにした。
それがこの写真。 ついでに現在のラインアンプの内部風景。
このGaNは以前、ロシア製水晶発振器の電源に使っていたのでエージングは済んでいるはずと思った。ところが、入れ替えた直後も次の日も音が悪い。Infineonダイオードの時は心が踊るような音が出ていたのに。。。期待が大きかっただけに、気持ちが暗くなる。
どうしてか。ロシア製水晶発振器の電源に使っていたときは、AC12Vの電圧だった。今回はAC120Vである。使用電圧が一桁違うとエージングは最初からやり直しなのかもしれない。
ラインアンプは一日4時間程度の稼働なので、熟成には時間がかかる。入れ替えてから一週間経過した今日、当初よりもだいぶ良くなってきているけれど、まだまだいけない。忍の一字である。
そのとき、代替につかったのがInfineonの第6世代ダイオード。これはこれで非常に満足していた。
しかし、真空管式クロック発振器の成果を目の当たりにしてしまうと、究極を目指してくなるのが人情。もういちどGaNに入れ替えることにした。
それがこの写真。 ついでに現在のラインアンプの内部風景。
このGaNは以前、ロシア製水晶発振器の電源に使っていたのでエージングは済んでいるはずと思った。ところが、入れ替えた直後も次の日も音が悪い。Infineonダイオードの時は心が踊るような音が出ていたのに。。。期待が大きかっただけに、気持ちが暗くなる。
どうしてか。ロシア製水晶発振器の電源に使っていたときは、AC12Vの電圧だった。今回はAC120Vである。使用電圧が一桁違うとエージングは最初からやり直しなのかもしれない。
ラインアンプは一日4時間程度の稼働なので、熟成には時間がかかる。入れ替えてから一週間経過した今日、当初よりもだいぶ良くなってきているけれど、まだまだいけない。忍の一字である。
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