クロック自作の可能性について2018年09月24日 21時34分32秒

DuCULoN®+ダブルGaN型Taylor レギュレータ+GaN理想ダイオードブリッジのエージンを開始しておよそ400時間経過。
目標は500時間なのだが、このあたりになると、いつものとおりのことだが、低い周波数に向かってのエネルギーが抑えられ、なんとなく高い方に寄った音がして、長時間聴く気が起きない。普通なら右肩上がりの方向でだんだん良くなっていくと思うのだが、400時間から500時間の直前あたりでいったん悪い方向に音が変化するように思える。気のせいなのかもしれないが、どこをどういじってもいつも同じ経過をたどる。
熟成までもう少し忍耐が必要である。

さてこのようにDuCULoN®(プロトタイプ)のすばらしさは疑いようがなく、製品版はその上をいくだろうと期待が高まる。
そこで見積もりを取ってみた。残念ながら我が家の財務大臣の許可が下りるような金額ではなかった。自転車で鎖骨を折って以来、大臣にはこのところ大変お世話になっているので強いことは言えない。ここは我慢のしどころ。捲土重来を図る。

と言っていつまでも手をこまねいているわけにもいかない。窮鼠猫をかむということわざもある。逃げ道がないかに見えても、どこかに突破口があるはずだ。

そこで困ったときのdiyAudio頼み。クロックを自作する人たちがいることは以前から知ってはいたのだが、横目で見る程度で真剣に読んだことはなかった。スレッドのタイトルは、The Well Tempered Master Clock。昨夜、最初から最後までざっと読んでみた。
アマチュアが自作でメーカー品を凌駕する性能のクロックを作れるとは夢にも思ったことがなかった。ところが読んで驚いた。キーパーツは水晶発振子で、これを厳選して発振回路の定数を最適化すれば、かなりの性能が出せるらしい。オーブンまで自作するのだから、それだけでもレベルの高さがうかがい知れる。
ただし、ここで使っている水晶発振子は市販されておらず、入手は困難。そこでスレッド主のandrea_mori さんがGB(グループバイ)のチャンスを設けて、興味がある人に分けてくださった(過去形)。
残念ながら今はGBはクローズになっている。スレッド主さんに質問したら、次のGBを待ってくださいと返事。ただしいつになるかは不明。いっそのこと水晶発振子の会社に直談判しようかとも考えたが、実績がないと断られそうな気もするので様子見状態。

ちなみにスレッド主さんが見積もりを取ったときは、MOQ(最小発注数量)が10個で、一人でもなんとかなりそうな金額に見えた。ただ同じ見積もりが出てくるかは不明。

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