手稲山ヒルクライム ― 2016年09月22日 13時25分16秒
9月16日の午後、曇り空ではあるが気温は涼しく風もない。手稲山に出かけた。
いつもとおり、一旦小樽方向に走り、銭函三丁目あたりでUターンしてアップする。どうせタイムを狙うような状態でもないので、まったりと進むことに。そう思っていたらスタートからタイミングがずれてしまい、すぐ先の交差点で赤信号にぶつかる。ここで1分ロス。足をつかずスタンディング姿勢(スタンディング・スティルではない)。青信号で再スタート。
がんばらないと心拍数は極限まで上がらない。心拍数が上がらないので気分も楽になる。ゴルフ場を左に見て、オリンピアスキー場までのきつい上りもたんたんと漕いでいく。JR研修センター前からのゆるい上りでは若い時ならダッシュをかけるところだが、ここもたんたんと。最後のカーブでダッシュ。結果はロスタイムを除いて35分。まあまあ。
一度下って、三樽別河畔緑地公園で一休み。再び上っていく。二回目もそれほどつらくない。
旧ロープウェイ駅前にはひとりの青年が休んでいた。聞くとロードバイクを初めてまだ数年。手稲山は2回目で30分切りを狙ったけれどペースがつかめないので散々だったと笑いながら語る。こちらは「最初頑張りすぎないでペースさえつかめばどんどんタイムは縮むよ」とアドバイス。
若いことは良い。可能性がある。こちらはどんどんタイムが落ちていくだけ。自分にもあの青年のような時代があったなあと懐かしむ。
いつもとおり、一旦小樽方向に走り、銭函三丁目あたりでUターンしてアップする。どうせタイムを狙うような状態でもないので、まったりと進むことに。そう思っていたらスタートからタイミングがずれてしまい、すぐ先の交差点で赤信号にぶつかる。ここで1分ロス。足をつかずスタンディング姿勢(スタンディング・スティルではない)。青信号で再スタート。
がんばらないと心拍数は極限まで上がらない。心拍数が上がらないので気分も楽になる。ゴルフ場を左に見て、オリンピアスキー場までのきつい上りもたんたんと漕いでいく。JR研修センター前からのゆるい上りでは若い時ならダッシュをかけるところだが、ここもたんたんと。最後のカーブでダッシュ。結果はロスタイムを除いて35分。まあまあ。
一度下って、三樽別河畔緑地公園で一休み。再び上っていく。二回目もそれほどつらくない。
旧ロープウェイ駅前にはひとりの青年が休んでいた。聞くとロードバイクを初めてまだ数年。手稲山は2回目で30分切りを狙ったけれどペースがつかめないので散々だったと笑いながら語る。こちらは「最初頑張りすぎないでペースさえつかめばどんどんタイムは縮むよ」とアドバイス。
若いことは良い。可能性がある。こちらはどんどんタイムが落ちていくだけ。自分にもあの青年のような時代があったなあと懐かしむ。
DACレギュレータ改訂 +5V編 ― 2016年09月22日 13時43分42秒
高い方に周波数スペクトルが偏り、特に管楽器が耳に突き刺さる現象。絞られるのはDACのレギュレータである。
思い当たる節がある。以前Salas Reflektorの研究をしていた頃、シャント素子に従来のMTP3055VLからLU1014Dに交換した時、音が素晴らしい方向に変化したことを経験していた。その後、誰にでも手に入れられる素子で作るべきとの方針からLU1014Dではなく、MTP3055VLを標準としていた。原因は、もしかするとここらあたりにあるのではないk.
そこでもっとも変化がわかりやすい水晶発振器のレギュレータで確認することにした。ただし電圧は5.0Vなので、LU1014Dは使いづらい。そこで以前から引き出しで温めていたCREEのSiC MOS-FETを投入してみることにした。改造は空きスペースがあったのでそれほど手間がかからない。
すると出てきた音は、中低音が充実していて、いままで肩に近がら入りすぎてコチコチだったのが、のびのび自由になったのがわかる。やはり原因はこれだった。
続いてI2SOverUSB DDCの+5Vレギュレータも同じような改造を施す。
+3.3Vレギュレータについては次の欄で報告する。
思い当たる節がある。以前Salas Reflektorの研究をしていた頃、シャント素子に従来のMTP3055VLからLU1014Dに交換した時、音が素晴らしい方向に変化したことを経験していた。その後、誰にでも手に入れられる素子で作るべきとの方針からLU1014Dではなく、MTP3055VLを標準としていた。原因は、もしかするとここらあたりにあるのではないk.
そこでもっとも変化がわかりやすい水晶発振器のレギュレータで確認することにした。ただし電圧は5.0Vなので、LU1014Dは使いづらい。そこで以前から引き出しで温めていたCREEのSiC MOS-FETを投入してみることにした。改造は空きスペースがあったのでそれほど手間がかからない。
すると出てきた音は、中低音が充実していて、いままで肩に近がら入りすぎてコチコチだったのが、のびのび自由になったのがわかる。やはり原因はこれだった。
続いてI2SOverUSB DDCの+5Vレギュレータも同じような改造を施す。
+3.3Vレギュレータについては次の欄で報告する。
DACレギュレータ改訂 +3.3V編 ― 2016年09月22日 14時01分45秒
レギュレータ改定後の音 ― 2016年09月22日 14時08分45秒
300Bシングルアンプへの挑戦 ― 2016年09月22日 14時20分39秒
これまでずっと半導体アンプ中心でやってきた。
真空管は、プリアンプかラインアンプで経験があっても真空管パワーアンプは作ったことがない。かつてK式アンプに熱中していた頃、パワーアンプの初段がサブミニチュア管のハイブリッド構成であったが、これはカウントされない。というわけで、これまで電力増幅管を使ったことはない。
しかしこの年齢になってくると、死ぬ前に是非世の大先輩たちが称揚して止まない300Bシングルアンプ、なかでもWE91Bの音を聞いてみたいものだとおもうようになってきた。
しかしオリジナルの91Bなど世界遺産級であるし、WEレプリカでさえも凡人には手が届くような代物ではない。庶民が手にできるのはせいぜい「WE91Bのような」アンプである。
この「のような」が曲者で、一体どこを指して「のような」と言うのかが問題となる。回路構成ひとつとっても、WE91Bを模範としながら、製作者それぞれの解釈でモデファイしているのが現状である。
特に多いのが、91Bアンプの周波数特性を改善するために300Bの前にカソードフォロワーを入れるという構成。しかし一方、頑なに310Aのプレート抵抗(91KΩから100KΩ)に固執し、これ以外の値では音にならないと主張される方もいる。こうなると、理屈だけでははかりしれない奥の深さに呆然とするばかりである。
さてさてこの挑戦、どんな結末を迎えることになるのか、私でさえ皆目わからない。
まずはオリジナル回路を掲載することで、Western Electricに敬意を表することにする。
真空管は、プリアンプかラインアンプで経験があっても真空管パワーアンプは作ったことがない。かつてK式アンプに熱中していた頃、パワーアンプの初段がサブミニチュア管のハイブリッド構成であったが、これはカウントされない。というわけで、これまで電力増幅管を使ったことはない。
しかしこの年齢になってくると、死ぬ前に是非世の大先輩たちが称揚して止まない300Bシングルアンプ、なかでもWE91Bの音を聞いてみたいものだとおもうようになってきた。
しかしオリジナルの91Bなど世界遺産級であるし、WEレプリカでさえも凡人には手が届くような代物ではない。庶民が手にできるのはせいぜい「WE91Bのような」アンプである。
この「のような」が曲者で、一体どこを指して「のような」と言うのかが問題となる。回路構成ひとつとっても、WE91Bを模範としながら、製作者それぞれの解釈でモデファイしているのが現状である。
特に多いのが、91Bアンプの周波数特性を改善するために300Bの前にカソードフォロワーを入れるという構成。しかし一方、頑なに310Aのプレート抵抗(91KΩから100KΩ)に固執し、これ以外の値では音にならないと主張される方もいる。こうなると、理屈だけでははかりしれない奥の深さに呆然とするばかりである。
さてさてこの挑戦、どんな結末を迎えることになるのか、私でさえ皆目わからない。
まずはオリジナル回路を掲載することで、Western Electricに敬意を表することにする。
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