DAC9018D 完成2012年08月27日 12時14分03秒

藤原さんから分けていただいたDAC9018Dが無事完成した。

前回、妻のUSB DACとしてDAC9018Sを作っていたのでだいぶ要領はわかっていた。でも最初の火入れの時は緊張した。これで動かなかったら胃が痛くなっていたかもしれない。幸い一発で出力ピンから信号が出ていることを確認できた。

とは言いながら、やはり細かいところで手直しが必要だった。問題があったのは、デジタル3.3Vレギュレーター。ここにはSalas Reflektor 2011を採用している。シャントレギュレーターなので、余裕を持って電流を流しておかないとうまく動作しない。設定した電流値が不足し、所定の電圧が出ないトラブルにみまわれた。

予想以上に電流を消費することに驚いた。放熱器の余裕を考慮すると一台でデジタル3.3V電源を賄うのは厳しい。結局2台に分けて供給するように後で変更した。

その分け方について。Jitter Cleaner のSI5317Dを独立給電するのがよいことはわかるのだが、どこをパターンカットしたら良いのか、ポイントを決めるのはちょっと面倒だなと思っていた。

調べてみると、カニさんがとっくの昔にこのことを実践しておられた。今回、カニさんの記事をおおいに参考にさせていただいた。DAC9018Dのパターンを追いかけてみると、なるほど最も合理的で最も作業しやすいポイントでパターンカットしている。なおかつ、無事に動作したとの実績があるから心強い。早速もう一台レギュレーターを組み立て、インストールした。

ということで昨夜、まな板の上にバラック状態で組み立て、音を出した。電源トランスは全て新品だし、コンデンサも新品なので音が悪いことは覚悟していたが、最初はまったくひどいものだった。2時間経過して少し落ち着いてきた。

エージング不足の状態でもDAC9018Sとは明らかな違いを聞き分けることができる。音に開放感があり、抑圧された感じがより少なくなっている。それからSタイプで気になっていた高い音域での刺々しさがあまりない。

これからおよそ100時間はエージングが必要だろう。さてさてどんなふうに変化してくのか楽しみだ。

蒸し暑くて走りたくない2012年08月27日 15時38分29秒

今日は休日。おまけに朝から快晴。しかし、走る意欲全くなし。最近蒸し暑い日が続いていて、それだけで体力を消耗してしまう。おまけにここ何週間も、日曜日は仕事ですべての体力を使い果たしてしまい、月曜日はもぬけの殻状態になっている。

深夜から明け方にかけては涼しくて寝やすいのは救いなのだが、昼間の蒸し暑さには閉口だ。天気予報によれば、この先もしばらく暑い日が続く様子。うんざりだ。

私にとって、少し肌寒く感じられるくらいがちょうど良いらしい。

DAC9018Dの電源(1)2012年08月27日 15時46分43秒

Salas Reflektor 2011の+3.3Vタイプ。

DAC9018Dの電源(2)2012年08月27日 15時48分19秒

アナログ+1.2Vレギュレーター。MOS-FET(IRF610)を使った無帰還タイプ。このレギュレーターは非常にシンプルで、私の好みだ。真空管アンプのB電源やバイアス回路にも使っている。

DAC9018D基板2012年08月27日 15時51分13秒

参考までに。