車との共存 ― 2010年09月10日 20時34分46秒
おそらく自転車乗りならだれでも経験することだろうが、車との共存に関していつも頭を悩ます。今日も考えさせられる出来事が2件発生した。
「自転車も車両です」。最近、 JRバスの側面に大きな文字で書かれているのを見かけた。バスの運転手さんも、無法に近い自転車のマナーに手を焼いているというのが本音なのだろう。私も正直に告白すれば、数年前までは自転車だからという甘えを持っていた。手押し信号の横断歩道で歩行者がいなければ赤信号でもそのまま進んでいったり、手信号なしでいきなり右折左折したり、やりたい放題だった。
しかし、スピードが出るロードバイクの乗り始めてから意識を改めた。自分は自転車ではなく車両に乗っているのだ。交通法では、自転車だって速度違反に問われるし、酒酔い運転は御法度だし、原則として車道を走らなければならないと定められている。自転車に乗っている人はおそらくそんなことはほとんど知らないはずだ。知らなくても乗れるからいろいろとトラブルが起こる。いろいろ文句を言っても始まらない。まず自分から交通マナーを守るよう努力することにした。
赤信号であれば、歩行者専用の信号であっても白線で停止する。左折右折は手信号をする。道路脇の駐車車両を追い越すために車線変更するときは、後ろを振り返りきちんと後ろの車にアピールする。時には手信号を出す。もちろん、暗くなればライトを灯し、後方視認のために赤色ライトを点滅させる。
さて、最低限のことをしていてもトラブルは起こる。まず一件目。交差点の赤信号待ちをしていた。きちんと白線の上で停まっていた。そこへ後ろから黒色の国産高級車がやってきて、私よりも車両半分くらい飛び出して停まった。左ウインカーを出していた。こちらは、その車が先に左折するのを待ち、車の後ろに続いて自分も左折した。そこまでは問題なかった。黒色高級車はなぜか速度を上げずのろのろ前に進んでいく。すぐ左にスーパーがあるので駐車場に入る可能性を考えたので、こちらもゆっくり。でも入らない。この先に左に入る道路があるので、左折する可能性を考えたが、ウインカーを出さない。こちらはそのまま直進するものと判断し、加速して車の横から前に進むことにした。ところが、その瞬間、左ウインカーを出してすぐに左折し始めた。こちらは、車の進行方向に合わせて急ハンドルを切って左折、ブレーキが間に合わないので、車の前方に出て難を逃れた。
「ロードバイクの科学」という本の中に、同じようなケースのことが取り上げられていた。おそらくかなりの頻度で発生するトラブルなのだろう。うーん。相手に文句を言うのではなく、あくまでも自転車は車からは認識しにくい存在なのだと思って、こちらが対処するしかない。
そして2件目。こちらも交差点赤信号待ち。白線で停止。青信号になったので発進。加速するためにダンシング。道路脇に駐車車両。片側二車線の道路なので、後方車両は十分に私を超す余裕があるはず。後ろを振り返りこちらをアピール。すぐ後ろの車はスムースに対応してくれたようだ。ところがそのまた後ろの白色高級車が問題だった。クラクションを盛大に鳴らした。その先の赤信号で停止していたら、その車が横にきて、私に向かってわざわざ助手席の窓を開けて、何かを叫んでいった。内容は聞き取れなかった。でも、あきらかに怒っている様子。
家に帰ってから何が問題だったのか考えた。後ろにいる車からは、ダンシングしている自転車があたかも蛇行しているように見えるのかもしれない。こちらは道路脇の駐車車両をぎりぎり左によって追い越しているつもりでも、車から見ると進行方向を妨害しているように感じた可能性がある。
これは反省しなければならない。とにかく理由はともあれ、相手に脅威を与えたことは確かだ。交通量の多いところでは静かに走ることを心がけるべきだと教えられた。日々これ反省の毎日。
このブログを読んでおられる方には当たり前のことかもしれないけれど、今頃になって基本的なことに気がつかされている。
すっかり話が暗くなったので、少し明るい話題。
妻の自転車が今日届いた。いきなり外を走らずに、固定ローラーに乗せてポジションだしから。何しろ、今まで運動したことがない人だから筋肉がない。楽々ポジションでも腕が痛いとか、おまたが痛いとか言う。それでもやる気は十分で、心拍計をつけて、もっとも軽い負荷でペダリング練習を自分から率先して始めた。自分のブログにも早速掲載しているようだ。ブログに載せた以上、三日坊主では終われない。自分にプレッシャーをかけている。
次のステップは自転車の乗り降り、発進、停止を予定している。
「自転車も車両です」。最近、 JRバスの側面に大きな文字で書かれているのを見かけた。バスの運転手さんも、無法に近い自転車のマナーに手を焼いているというのが本音なのだろう。私も正直に告白すれば、数年前までは自転車だからという甘えを持っていた。手押し信号の横断歩道で歩行者がいなければ赤信号でもそのまま進んでいったり、手信号なしでいきなり右折左折したり、やりたい放題だった。
しかし、スピードが出るロードバイクの乗り始めてから意識を改めた。自分は自転車ではなく車両に乗っているのだ。交通法では、自転車だって速度違反に問われるし、酒酔い運転は御法度だし、原則として車道を走らなければならないと定められている。自転車に乗っている人はおそらくそんなことはほとんど知らないはずだ。知らなくても乗れるからいろいろとトラブルが起こる。いろいろ文句を言っても始まらない。まず自分から交通マナーを守るよう努力することにした。
赤信号であれば、歩行者専用の信号であっても白線で停止する。左折右折は手信号をする。道路脇の駐車車両を追い越すために車線変更するときは、後ろを振り返りきちんと後ろの車にアピールする。時には手信号を出す。もちろん、暗くなればライトを灯し、後方視認のために赤色ライトを点滅させる。
さて、最低限のことをしていてもトラブルは起こる。まず一件目。交差点の赤信号待ちをしていた。きちんと白線の上で停まっていた。そこへ後ろから黒色の国産高級車がやってきて、私よりも車両半分くらい飛び出して停まった。左ウインカーを出していた。こちらは、その車が先に左折するのを待ち、車の後ろに続いて自分も左折した。そこまでは問題なかった。黒色高級車はなぜか速度を上げずのろのろ前に進んでいく。すぐ左にスーパーがあるので駐車場に入る可能性を考えたので、こちらもゆっくり。でも入らない。この先に左に入る道路があるので、左折する可能性を考えたが、ウインカーを出さない。こちらはそのまま直進するものと判断し、加速して車の横から前に進むことにした。ところが、その瞬間、左ウインカーを出してすぐに左折し始めた。こちらは、車の進行方向に合わせて急ハンドルを切って左折、ブレーキが間に合わないので、車の前方に出て難を逃れた。
「ロードバイクの科学」という本の中に、同じようなケースのことが取り上げられていた。おそらくかなりの頻度で発生するトラブルなのだろう。うーん。相手に文句を言うのではなく、あくまでも自転車は車からは認識しにくい存在なのだと思って、こちらが対処するしかない。
そして2件目。こちらも交差点赤信号待ち。白線で停止。青信号になったので発進。加速するためにダンシング。道路脇に駐車車両。片側二車線の道路なので、後方車両は十分に私を超す余裕があるはず。後ろを振り返りこちらをアピール。すぐ後ろの車はスムースに対応してくれたようだ。ところがそのまた後ろの白色高級車が問題だった。クラクションを盛大に鳴らした。その先の赤信号で停止していたら、その車が横にきて、私に向かってわざわざ助手席の窓を開けて、何かを叫んでいった。内容は聞き取れなかった。でも、あきらかに怒っている様子。
家に帰ってから何が問題だったのか考えた。後ろにいる車からは、ダンシングしている自転車があたかも蛇行しているように見えるのかもしれない。こちらは道路脇の駐車車両をぎりぎり左によって追い越しているつもりでも、車から見ると進行方向を妨害しているように感じた可能性がある。
これは反省しなければならない。とにかく理由はともあれ、相手に脅威を与えたことは確かだ。交通量の多いところでは静かに走ることを心がけるべきだと教えられた。日々これ反省の毎日。
このブログを読んでおられる方には当たり前のことかもしれないけれど、今頃になって基本的なことに気がつかされている。
すっかり話が暗くなったので、少し明るい話題。
妻の自転車が今日届いた。いきなり外を走らずに、固定ローラーに乗せてポジションだしから。何しろ、今まで運動したことがない人だから筋肉がない。楽々ポジションでも腕が痛いとか、おまたが痛いとか言う。それでもやる気は十分で、心拍計をつけて、もっとも軽い負荷でペダリング練習を自分から率先して始めた。自分のブログにも早速掲載しているようだ。ブログに載せた以上、三日坊主では終われない。自分にプレッシャーをかけている。
次のステップは自転車の乗り降り、発進、停止を予定している。
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