Ver.14.0に進化か?2009年12月17日 22時36分09秒

 Ver.13.1を検討していくうちに、どんどん手直しする箇所が出てきた。今日の音を聴いた結果、Ver.14.0にするのがふさわしく思えてきた。変更を加えたのは次の三箇所。

(1)初段:WE420Aのカソード電流で2SC960のベースを制御する。これをホットとコールドの両信号独立して行う。
(2)出力トランスTF-3の二次側に位相補正CRを追加。
(3)TF-3の一次側の接続位置を従来のIRF9610ソースから、6DJ8のカソードに移動。交差接続はそのまま。

 これら三つの相乗効果によって、Ver.13.0では得られなかった世界が見えてきたようである。特に(3)の効果はすばらしい。これまで高いところにどうしても違和感が残っていてどうしようもなかった。この違いは、水道水とミネラルウォーターに例えられる。これまでのは水道水のように、飲むことはできるのだが体が緊張していた。ところが今の状態では、ミネラルウオーターを口に含んだときのように、自然に体になじんですっと入っていくようで全く違和感がない。

 詳細は、もう少し時間をかけて評価してからにしよう。