Ver. 13.1を模索中2009年12月15日 13時00分45秒

 かなりの進展を見せたVer. 13.0をさらに進化させるために、現在13.1を模索している。実はもう回路を組んで現在エージング中である。ちょいと聴いた限りでは、何か脈がありそうにも思えたが、あわてて結論を出すのはやめておこう。

 変更したのは、2SC960とWE420Aで組んでいるいわゆる「たまリントン」と呼んでいた初段部分である。これまではホットとコールドの信号をそれぞれ担当している2本の2SC960のベースを結合させて、そこへWE420Aのカソードを接続していた。一本(片側)のWE420Aで両方のベース電流をドライブする構成である。
 これを、ホットとコールド別々にドライブすることにした。つまりWE420Aの片側で一個のベースを担当するので、全体では二本のWE420Aを使うことになる。ちなみにこれまで一本で済んでいた。
 「たまリントン」の原理から言えば、こうするのが本来の形である。これまではWE420Aを定電圧回路とみなしていたので、どちらかと言えば中途半端な使い方だったかもしれない。

 虎の子のWE420Aをわざわざ投入するのだから、それに見合う効果を期待したいところだ。さて結果はどうなるか。。。