チューブレスタイヤ2009年05月14日 19時31分30秒

 注文していたHUTCHINSON Fusion2 チューブレスが届いた。数日間時間が取れなくてそのままにしていたが、今日やっとチャレンジできた。

 チューブレスは装着が難しいと噂は聴いていた。とにかく、雑誌に載っていた装着方法を思い出しながらまずはフロントからやってみた。ところがうろ覚えだったせいで、初回は敗退。手首が痛くなって涙をのんだ。少し休憩してもう一度装着方法を雑誌で確認。やっぱり思い違いをしていた。きちんと手順を踏んでやったら、すんなりとリムにはまった。第一関門突破。

 続いてフロアポンプで空気を入れてみるが、これがスカスカするばかりで全く手応えがない。石鹸水をビート付近に塗ってみたが変化なし。あせった。
 最後にバルブ付近のビートにたっぷりと石鹸水を塗ってみた。まさかと思っていたが、これがうまくいった。今までの苦労が嘘のように空気が入っていく。すぐにビートがはまる音がして完成。きちんとビートがはまっていることを確認。うわー、疲れた。

 次にリアに挑戦。ここまでの経験が活きた。今度はバルブ付近にだけ石鹸水を塗る。作業時間数分で完成。これならクリンチャータイヤよりも簡単だ。あっけない幕切れ。何事もやってみて初めてコツというものがつかめる。

 思い出せば、クリンチャーを初めてやったときも失敗だらけで、チューブを何度破裂させたことか。失敗があったので徐々にうまくなっていった。チューブレスも同じことのようだ。

 暗くなり始めていたが、感触を確かめたくて、外に出て走行してみた。空気圧は前後ともに7bar。噂どおり、地面からの衝撃が柔らかい。空気圧が若干高めだったせいか、なめるようにという訳ではなかったがそれでも十分に快適さは味わえた。走行の軽さについては風が強かったので、あまり評価はできていない。
 円山公園から宮の森シャンツェまでの上り坂をダンシングで上ってみた。タイヤの剛性が高いせいか、力が逃げない印象だ。乗る人間のパワーを引き出す方向でアシストしてくれる。

 もうクリンチャーに戻れないという気持ちはよくわかる。でも、すぐにこの感触に慣れてしまって、当たり前になってしまうのだろうな。

 ところで、同時に注文していたカーボンハンドルバーは、入荷が6月中旬の予定になると連絡が来た。となると、こちらに到着するのは7月初あたりになる。急ぐ理由もないので、ゆっくりと待つことにする。

メモ:交換時の積算走行距離 10,890Km