春到来しかし...2009年04月30日 18時23分16秒

 急に暖かくなって、昨日あたりから自転車日和が続いている。いかんせん、家の都合や仕事があるため、思うように時間が取れない。やっと今日の午後、いつもの朝里峠一周コースを走ることができた。

 天気は快晴とはいかないまでも、雲は薄い。気温も20度を越す予報。勇んで外に出た。しかし、風が強い。小樽方面に向かうといつものことだが、真正面から風を受ける。小さな石粒が顔を打つ。銭函付近では突風が吹いてよろめいた。自転車に乗っていてあんな風は初めてだ。朝里に到着したときはかなり体力を消耗していた。今日はタイムを狙わず、トレーニングのつもりで上る。どうせ上りも向かい風で悩むだろうし。

 案の定、コースの前半は向かい風。標高が高くなるにつれて意外なことに風は弱くなっていく。朝里トンネルは追い風だった。ダム資料館からのタイム35分59秒。やっぱり話にもならない。
 タイムが悪いのは、どうも風のせいばかりではなさそうだ。今日は腰がかなり痛かった。前に進む意欲が萎えるくらいの痛みだ。出かける前にも視野のはじが「ちらちら」したりした。貧血のときも「ちらちら」することがある。家に戻ったら、不整脈も起きた。どうも今日は、あんまり体調が良くない日だったらしい。
 天気や体調とは関係ないが、大型連休のせいか、手押し信号で横断歩道を渡る人がやけに多かった。今日は何度も赤信号にぶつかった。こんなとき、私の場合はできるだけクリートは外したくない。ペダルのキャッチミスで発進時にもたもたすることがあるからだ。赤信号のかなり手前で減速して、のろのろとタイミングを合わせながら前に進むのが私流。なにしろスタンディングなんてまねははできないので。

 それにしても今日はロードレーサー乗りには出会わなかったな。昨日、車で岩内から札幌間を走ったときも、出会ったのは1台きり。まだまだみなさん本格的に走っていないのかな。

ブレーキ調整のコツ2009年04月30日 19時17分30秒

 ウエットな路面を走ると必ずと言っていいほどブレーキのゴムにアルミ片が食い込んでいる。ブレーキをかけると異音がしてくるので音でわかる。濡れたところを走るということはリムの減りが早まるということになってしまう。

 こういうときは、カッターの先でアルミ片をかき出して元に戻すしかない。そこでいつも頭を悩ませるのがブレーキの調整方法。特に左右のクリアランスを合わせる方法が今ひとつわからなかった。これまでは目視で左右均等になるようにしていた。けれども、どうもブレーキの効きがぱっとしない。カチンと止まらないで、ずるずると回ってしまう。ある本を読んでいたら、うまく調整をすると軽くブレーキレバーを握っても、前につんのめるくらいになるのだそうだ。

 今日たまたまこれをやっていたら、あることを発見した。今までは、車体を持ち上げてホイールを空回りさせながら調整していた。それをやめて、ブレーキレバーを握りながら前後に20〜30cm 程度車体を動かす方法を試みた。床がビニールなので、ブレーキがかかるとスリップする。車体を前後させながらブレーキレバーを徐々に強く握っていく。あるところで、「シュー」と音が出る。ブレーキシューがリムにあたり始めた音だ。もう少し握っていくと、ホイールがロックしてスリップする。この「シュー」と音が出るところと、ロックするところができるだけ近づくように、クリアランス調整ねじを回していく。これでかなりわかりやすくなった。理想は「シュー」という音が出ないでいきなりロックすることだ。まだそこまで追いこんだとはない。

 それでブレーキの効きはどうなったか。以前に比べたら強く握らなくても良いようになった。ただし、かちっと止まるところまではまだいっていない。まだ奥がありそうだ。

ハンドルとタイヤ2009年04月30日 19時38分08秒

 今シーズンは、ITMのVISIA(400mm、アルミ)を使っている。昨シーズンはPRO PLT(420mm、アルカーボン)だった。420mmは明らかに自分には大き過ぎた。そこで素材もリーチもドロップ幅も気にせずに、ただ値段が安いということだけでVISIAを購入した。
 確かに400mmにして良かった。しかし、いろいろ気になる点が出てきた。まずドロップ幅。このハンドルは150mmもある。握ってわかったのだが、自分には深すぎる。下ハンドルを握るとひざを上げにくくなってしまう。腹が出ているとは思わないが、それでもつっかえる感じがする。骨盤を立てて腹が引っ込むような姿勢をとっても違和感が残る。
 そしてもう一つ。やはりアルミは細かな振動を拾う。アルカーボンとの違いはやっぱりあるように思う。最初は気にならなかったが、長距離を乗るようになると結構体にダメージが残ってくるような気がする。

 こんな年齢になると、自転車に乗りたいと思わせる何かが必要になる。少しでもマイナス要素があると、それだけで自転車に向かう気持ちが遠のいてしまいそうになる。だから、快適さというところが結構重要なポイントになる。

 最近、自転車パーツも海外通販を通して購入するケースが増えているようだ。私もいろいろ探してみて、こんなに日本と価格差があるのかと驚いた。これまでカーボンのハンドルは高嶺の花と思っていたが、およそ半額で手に入る。思わず注文してしまった。選んだのは、3TのErgoSum Team。リーチは89mm、ドロップは128mm。リーチが若干長くなっている。ダンシングのときに、ブラケット位置がもう少し遠い方が良いように思ったので、このサイズを選んだ。本当はステムを長いものに交換すべきなのだろうが、なにせお金がかかるので。。

 これと同時にタイヤも注文した。ちょうど今履いているGP4000Sが限界に近づいてきている。タイヤについているピット(穴)が消えかかっている。交換のサインだ。
 これまでチューブレスには二の足を踏んでいた。価格が高いのが一番の理由。ところが海外通販から買うとGP4000Sを買うのとほとんど変わらない値段。チューブのことを考えたら逆に安いくらいだ。IRCの新タイプにも触手が動いたが、いかんせん海外サイトでは取り扱っていない。手堅くユッチンソンのFusion2にした。というか、これしか選べない。

 チューブレスを使っている人の感想を見てみると、多くの人がもうクリンチャーには戻れないと書いてある。今からどんな乗り味になるのか楽しみだ。リムにうまくはめられるかどうかが唯一の心配だ。