積雪の朝里峠2021年04月26日 19時00分52秒

昨日(25日)の夕、雨がみぞれに変わり、庭が白くなった。この模様では峠は雪になっているだろう。

開けて本日朝、空は快晴。しかし気温は低く最高気温の予想は8度と出ていて、風は冷たく肌に刺さる。冬支度をして出陣。ただしウインターシューズカバーを履くかどうか迷った末に、GIROのシューズカバーで済ましたのは失策だった。

朝里温泉までは、昨夕に雪となった様子もなく、乾燥路面が続きまったく拍子抜けした。しかし、朝里ダムを過ぎたあたりから山の斜面に新雪が積もり、ドイツとうひの枝も白く輝いている。と、見とれている場合ではない。高度を上げるにつれ、路面はシャーベット状になり、ついに最初のトンネル入り口では積雪となり、三つ目のトンネルを抜けたら一部凍結していて、危険を感じる。なんとかそこを抜けて、峠の駐車場にたどりついた。
この写真を見たら、一体どうやって走るのかといぶかるかもしれないが、実際はこのような状況。
こんな有様なので、冬用のシューズカバーでなければ太刀打ちできない。普通のシューズカバーをしてきたことを大いに悔いた。
加えてクリートに雪が付着してペダルにはまらず、これも困った。

こんな様子では定山渓側にくだるリスクは高すぎる。ここで引き返す決断をする。
下りは慎重に。幸いにして無事に乾燥した道路にたどり着いた。ここで緊張がやわらいだのか、身体が冷え切っていることに気がついた。足先がしびれて感覚がない。血流が滞るので、足の疲労が加速する.

国道に出で、やっとひと安心した。しかしあいかわらず風は冷たく、日差しはあっても暖かさを感じない。たんたんとペダルをこいで帰投。家では、妻が天ぷらうどんを用意して待っていてくれた。冷えた身体にはありがたい。

ひと休みしてから、妻と午後はどうするかという話になり、2週間ぶりにまた前田森林公園に行くことに。今日は自転車を持って行かずに、歩くことに。咲き始めた桜を愛でながら、おだやかな時間を過ごした。