中華ライト改造2018年06月05日 21時30分52秒

ロードバイクでは、夜間走行はもちろん、トンネル走行に備えてライトは必携である。以前は国産の有名どころを使っていたが、数年前に中華ライトに乗り換えた。が、本当にこのライトには手を焼いてきた。大事な場面で点灯しなくなることが何度あったことか。そのたびに放り投げたくなった。

不具合の原因は複数であった。スイッチ部分の接触不良、半田付けの断線、そして極めつけはLED基板とケースの接触不良である。このライトは計算によると約1.6Aの電流を流す設計になっている。いっぽう、このライトは電流経路が実に複雑かつ不安定な多数の接触点によって構成されている。最初は問題がなくても、使っているうちに徐々に接触面に絶縁層が形成され、ちょっとしたショックで回路は遮断される。特に自転車のように振動の激しい使い方では致命的である。

対策した。従来、LED基板のグランドはアルミの筐体ケースに接触するだけになっていたものを、写真のように銅箔をグランド面に半田付けし、これを後端のスイッチユニットまで延長する。
銅箔はねじ切り部分でスイッチユニットと接触するようにする。完全な対策ではないが、今のところ安定動作している。

「だめだ」と決めつけるのではなく、良いところを認めてあげて弱いところを補う。まるで人を育てるのと同じだった。

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