こんなところにりんご園が(驚き)2018年06月06日 20時41分06秒

先日、朝里峠一周コースを走り終わってから、せっかくだから妻とどこかに行こうという話になり、宮の森緑地に出かけることにした。

この緑地の入り口は本郷新記念札幌彫刻美術館の前にある。そこには、隣の敷地にある樹木を借りて天に昇るかのような藤棚があった。その先10メートル進むと左手に広大な畑が広がっていた。初め目を疑った。こんなところに畑があるとは。。見るときちんと畝が築かれていてビニールもかけられている。鳥の声が森に吸い込まれていく。時間が止まる。

緑地を一周するのにはそれほど時間はかからない。立派なお屋敷を外から見学しながら、このような家に住むことのなかった我が人生が幸せであったのか不幸であったのかを妻と論じる。友人の別宅玄関先に駐めさせていただいた庶民の車に戻り、帰途についた。

ふと思いついて、三角山登山口のあたりを一度見たいと思っていたので幹線道路から左折し、狭くて急な斜面をゆっくりと登っていった。すぐに介護施設やら病院が見えてくる。驚いたのは、その先である。りんご園があるではないか。それもかなり広い。こんなところにあるとは知らなかった。 この風景を見ると、生まれ育った岩手の実家を思いだし、懐かしくなってくる。三つ子の魂百までも、か。