無意根大橋まで2018年04月04日 19時51分40秒

2日(月)、小林峠経由で無意根大橋まで向かった。道路脇の雪はほとんど溶けて99%は乾燥路面で、雪解け水が流れていたのはごく一部。砂も幹線道路はかなりきれいに取り除かれていて、この季節としてはかなり早めに作業が進んでいる。
ただし、冬期間に痛んだ路面の補修はこれからで、あちらこちらに盛大にピットが張り巡らされているので油断ができず、神経を使った。

天気は快晴。ただし風は強い。ULTEGRA R8000はシフトが気持ちよく切り替わり、非常に快適である。ただ、身体がまだできていないので、速度は出ない。

定山渓温泉を過ぎて、豊平峡への分岐手前にある駐車場に入り、トイレ休憩。栄養補給もしておく。ここから動画撮影をしながら登りに入る。ただ、メモリの調子が悪かったのか、20分ちょっと録画した時点でエラーが出て、録画がストップしてしまった。

無意根大橋手前でUターン。数年前、この時期に中山峠まで行ったことがある。外は乾燥路面だったのに、トンネルの中で盛大に泥水をかぶり、自転車はもちろん、白いジャージが真っ黒になるという目に遭った。そのトラウマがあって、どうしても前には進まない。黄金週間のあたりに再挑戦となるだろう。
帰ってみると、やはり車体は砂と泥だらけ。ブレーキパッドに微少なアルミ片が突き刺さっている。リムが摩耗するかと思うとブレーキをかけていて気持ちが悪い。路面が濡れるとこの現象が起きる。なんとかならないのかといつも考え込んでしまう。

ロードバイク近況2018年04月18日 19時44分59秒

4月9日は、日差しはあったが気温が上がらず、迷った末に遠乗りはやめ、小林峠経由で市内一周コースに励む。ただぐるっと回るのも芸がないので、一度峠に上りてから盤渓側に戻り、再度峠に上ってみた。

途中、サイコンセンサーがずれたので調整のために停車していたら、近くの自動車整備工場のおじさんが寄ってきて、しきりにタイヤが細いと言って驚いていた。いつも太いタイヤばかり見ているせいかもしれない。

4月9日の週は天候が悪かったり、仕事の兼ね合いもあってほとんど乗ることができないまま経過。このままではいかんと思い、14日(土)夜はローラーで汗をかいた。

そういえば11日に、健康診断のため近くのクリニックに行ったのを思い出した。あの日は病院の外に出ると大雨になっていた。診断結果はコレステロールが高かったほかはさしたる異常なし。コレステロールの高いことに関しては、記憶している限り40歳代から検査のたびに言われていたので、おそらく遺伝性によるものと推測。治療が必要かどうかは、来週息子が帰ってくるのでそのとき相談してみよう。

4月16日は予報によれば晴れのはずだった。しかし終日曇天。気温も上がらず。ウインドブレーカーを着用するか迷ったが、ポケットにたたんで万が一に備えることにした。朝里峠を目指して出発。トレーニング不足と寒さでまったりと進む。
ダム記念館はまだ深い雪の中であった。黄金週間の前には駐車場の除雪が入るはずである。ダムの湖面にはまだ氷が浮いていた。標高が低いところでは路肩に雪はなかったが、高度を上げていくと次第に雪の塊が見えてきた。山を見上げると、昨夜降ったばかりの雪が白く木々をを覆っているではないか。最初のトンネルを抜け、二番目のトンネルに入ると吹きだまりが道路を半分覆っていた。橋の上はシャーベット状になっている。融雪剤を大量にまいているので凍結はしていなくても、やはり緊張する。峠トンネル手前の駐車場に入り補給。Uターンする。
ウインドブレーカーを着用して下りに入る。マシンはLOOK595,ホイルはBORA ONE。ヘアピンカーブの路面には水を切るために線状の溝が切られている。これがやっかいで、タイヤが細いと旋回時に不安を感じる。SHAMAL ULTRAだとスムースに通過できたので、タイヤの太さによる違いは結構あるようだ。

翌17日は、自宅の擁壁修理の打ち合わせのために業者が来るというので早めに仕事を抜けて帰宅。まだ日が明るかったので、小林峠夕練コースに出かけた。

そして今日18日は自転車通勤へ。今年の最高気温を記録するほど暖かくなった。そこで待ちに待った半袖ジャージをとりだす。ASSOS FACTORY OUTLETから特価で手に入れたもの。ちなみに今見たら、この店はライセンスの関係で3月末で閉店してしまったらしい。是非再開してもらいたいものだ。
話を戻すと、仕事場に向かうために信号待ちしていたら後ろから一台のローディが追いついてきた。しばし会話を交わす。彼氏は冬の間はファットバイクに乗っていたとか。

仕事を終えて帰り道はどうするか。絶好の自転車日和なので小林峠経由に挑戦。がんがん追い込んでいるつもりでも、まだまだ最盛期の速度には達しない。それでも、腹の周囲が細くなるのがわかるとモチベーションがわいていくる。最適体重は、現状から1Kg低いところにあるのでそれを今後の目標とする。

最近のLOOK595の様子
今シーズンからステムはRitcheyの100mmからDEDAの110mに交換している。以前はハンドル周りの剛性感に物足りなさを覚えることがあったのだが、入れ替えてみるとしっかりとした手応えを感じて満足感がある。

朝里峠一周コース2018年04月23日 21時24分09秒

天気は快晴。最高気温の予想は14℃。今シーズン初めての朝里峠一周コースに挑戦する。マシンは中華カーボンにShamal Ultra。

今回の走りのテーマはチェーンオイル。これまでウェットタイプしか使ってきたのだが、ご多分に漏れず真っ黒にチェーンやカセットが汚れていくのが不満だった。ちょっと気を抜たために靴下やジャージまで油が付着してしまい、何度泣いたことか。

そこで今回ワックスタイプに挑戦。商品名はSquirt。ディグリーザーで汚れとオイルを徹底的に洗い落とし乾燥させた後、一滴ずつコマに塗った。
こぎ出してみるとウェットタイプで感触は変わらない。これで汚れにくくなるのであれば、ウェットタイプに戻る理由はない。

朝9時前に出発。下はロングで上は半袖。走っていると腕が寒く感じる。日差しがあるので我慢できるレベル。
先週は小林峠を三回登っている。その効果は走り始めてすぐにわかった。速度が先週よりも上がっている。それなのに息が切れにくい。朝里温泉分岐交差点まで50分。この時期としては上出来だろう。
ダム記念館の駐車場にあった雪はだいぶ溶けてなくなっていたが、駐車場入り口はまだ除雪していなかった。ここからカメラ撮影を開始。あとでカメラの画像で確認したら峠の駐車場まで35分のリザルトで、それほど悪くないタイムで意外だった(ほかの方から見れば遅すぎですが)。峠駐車場通過時の映像。
うららかな春の陽気の中を快適にダウンヒル。四ツ峰トンネル入り口で停車して補給。定山渓に下るときいつも右手に仰ぎ見ている定山渓天狗岳を撮影。
定山渓に降りていくと、下からやってくる一台のローディとすれ違った。手を上げて会釈し、互いの労をねぎらう。
国道に出るとラップタイムが2時間25分。結構速い。
ただし、ここから向かい風が強く我慢の走りが続く。藤野のあたりは路面状況がひどく、パリ〜ルーベもかくやと思うほどリアタイヤが跳ね上がるし、ハンドルもがんがん衝撃が来る。
川沿までやってきて北方向に進路が変わっても依然として向かい風である。

結局、家までのタイムは3時間34分30秒。まずまずというところか。

朝里峠一周コース KUOTAに負けた2018年04月30日 19時51分13秒

今日は終日快晴との予報であったが、実際は薄曇り。薄日が差すと言うこともなかった。気温は日中で23℃を記録。ただ風は強かった。体調は、先週の疲れが残っているので万全ではない。

そんななか、今日も朝里峠を目指す。マシンはLOKK595+BORA ONE。
今回の目玉はタイヤ。これまで履いてきたのが、練習用のストラーダ。さすがにBORA ONEには不釣り合い。奮発してCORSA23-28を購入した。朝空気圧を点検するのを忘れて、少々圧不足のまま走ったのだが、感触は極上で荒れた路面でもしなやかにいなすところはさすがである。真円度も高く、走っていて気持ちが良い。タイヤ幅がこれまでの21から23に太くなったことも関係しているはずだ。

そしてもう一つの目玉は、ジャージとビブショーツ。いわゆる新古品で買ったASSOSを今回初めておろした。きちんとサイズを合わせても、覚悟はしていたが不安になるくらいきつく感じる。すね毛を剃って準備万端、出発。

走ってみると、ビブショーツのきつさは忘れてしまうほど快適。噂に違わぬ優れものである。ボーイズのおさまりも非常によろしく、これまであちらこちらに遊んでしまいなんども元に戻していたのがその煩わしさがなくなって嘘のようである。

さて冗談はそれくらいにして、朝里温泉分岐までは、向かい風の影響もあっておよそ50分。途中、日曜ライダーとおぼしき2台を追い越した。そこから左折してやはり向かい風に苦しんでいたら、後ろから来たKUOTAに抜かれてしまった。「速いですね」と声をかけたら「いいや、それほどでも」と苦笑いしていた。お相手は20~30代のお方か。しばらく後ろについて風よけになっていただいたが、斜度がきつくなったあたりでちぎれてしまった。あ〜あとため息をついてループ橋を目指していたら、また一台に抜かれてしまった。あっという間に見えなくなり、フレームを確認する暇もなかった。こちらの方も30代とお見受けした。後をついて行くのは無理。これが私の実力。

一人で走っているときは、自分は少しは速く走れているのではとうぬぼれているのだが、あっさりと現実に直面して、ずいぶん気落ちした。もっとも、もうすぐ60になるじじいが、30代の血気盛んなライダーの後について行こうなどと考える方がどうかしている。これが人生であるとあきらめるしかない。走りながら、いろいろ考えて浮かんだフレーズ。「日曜ライダー以上、シリアスライダー未満」

峠を越えて国際スキー場を右に見ながら大きく旋回し、斜度がきつい下り坂に入る。この場面は後ろから風が吹いた。サイコンを見ると71Km/hを記録。と有頂天になった瞬間、フロントホイールが横振れ振動を起こしてしまった。(speed wobble現象と呼ぶそうだ。)一瞬転倒も覚悟したが、幸いにして減速操作がうまくいって事なきを得る。
この現象に関してYouTubeにはいろいろ情報が掲載されいている。今回の事象は、タイヤを替えたことでホイールバランスが狂ったのか、空気圧が不足していたせいか。まず思いついた原因はそんなところ。しいて挙げればもうひとつ。乗っていてヘッド周りから異音がすることがあった。特にダンシングしているとき起きる。帰ってから調べてみたら、ヘッドフィットの調整が少し緩くなっていたので増し締めした。もしかしてこれが原因だった可能性もある。

小金湯温泉から藤野、そして石山通も追い風基調で高速走行を楽しんだ。ただ路線バスの運行を邪魔しないよう何度か後ろについたため、チャンスを生かし切れなかった。それはしかたがない。

家に帰ってみるとリザルトは3時間35分40秒。タイヤも替え、ジャージ、ビブを新調したのに。。私の場合、新しいタイヤはパンクするというジンクスがあるので、パンクしなかっただけでもありがたいと思わなければならない。