朝里峠一周コース KUOTAに負けた2018年04月30日 19時51分13秒

今日は終日快晴との予報であったが、実際は薄曇り。薄日が差すと言うこともなかった。気温は日中で23℃を記録。ただ風は強かった。体調は、先週の疲れが残っているので万全ではない。

そんななか、今日も朝里峠を目指す。マシンはLOKK595+BORA ONE。
今回の目玉はタイヤ。これまで履いてきたのが、練習用のストラーダ。さすがにBORA ONEには不釣り合い。奮発してCORSA23-28を購入した。朝空気圧を点検するのを忘れて、少々圧不足のまま走ったのだが、感触は極上で荒れた路面でもしなやかにいなすところはさすがである。真円度も高く、走っていて気持ちが良い。タイヤ幅がこれまでの21から23に太くなったことも関係しているはずだ。

そしてもう一つの目玉は、ジャージとビブショーツ。いわゆる新古品で買ったASSOSを今回初めておろした。きちんとサイズを合わせても、覚悟はしていたが不安になるくらいきつく感じる。すね毛を剃って準備万端、出発。

走ってみると、ビブショーツのきつさは忘れてしまうほど快適。噂に違わぬ優れものである。ボーイズのおさまりも非常によろしく、これまであちらこちらに遊んでしまいなんども元に戻していたのがその煩わしさがなくなって嘘のようである。

さて冗談はそれくらいにして、朝里温泉分岐までは、向かい風の影響もあっておよそ50分。途中、日曜ライダーとおぼしき2台を追い越した。そこから左折してやはり向かい風に苦しんでいたら、後ろから来たKUOTAに抜かれてしまった。「速いですね」と声をかけたら「いいや、それほどでも」と苦笑いしていた。お相手は20~30代のお方か。しばらく後ろについて風よけになっていただいたが、斜度がきつくなったあたりでちぎれてしまった。あ〜あとため息をついてループ橋を目指していたら、また一台に抜かれてしまった。あっという間に見えなくなり、フレームを確認する暇もなかった。こちらの方も30代とお見受けした。後をついて行くのは無理。これが私の実力。

一人で走っているときは、自分は少しは速く走れているのではとうぬぼれているのだが、あっさりと現実に直面して、ずいぶん気落ちした。もっとも、もうすぐ60になるじじいが、30代の血気盛んなライダーの後について行こうなどと考える方がどうかしている。これが人生であるとあきらめるしかない。走りながら、いろいろ考えて浮かんだフレーズ。「日曜ライダー以上、シリアスライダー未満」

峠を越えて国際スキー場を右に見ながら大きく旋回し、斜度がきつい下り坂に入る。この場面は後ろから風が吹いた。サイコンを見ると71Km/hを記録。と有頂天になった瞬間、フロントホイールが横振れ振動を起こしてしまった。(speed wobble現象と呼ぶそうだ。)一瞬転倒も覚悟したが、幸いにして減速操作がうまくいって事なきを得る。
この現象に関してYouTubeにはいろいろ情報が掲載されいている。今回の事象は、タイヤを替えたことでホイールバランスが狂ったのか、空気圧が不足していたせいか。まず思いついた原因はそんなところ。しいて挙げればもうひとつ。乗っていてヘッド周りから異音がすることがあった。特にダンシングしているとき起きる。帰ってから調べてみたら、ヘッドフィットの調整が少し緩くなっていたので増し締めした。もしかしてこれが原因だった可能性もある。

小金湯温泉から藤野、そして石山通も追い風基調で高速走行を楽しんだ。ただ路線バスの運行を邪魔しないよう何度か後ろについたため、チャンスを生かし切れなかった。それはしかたがない。

家に帰ってみるとリザルトは3時間35分40秒。タイヤも替え、ジャージ、ビブを新調したのに。。私の場合、新しいタイヤはパンクするというジンクスがあるので、パンクしなかっただけでもありがたいと思わなければならない。

コメント

_ Aki ― 2018年05月01日 06時02分06秒

ビットリアいいですよね!
自分も6年オープンコルサ使っていました。
今年はコルサにしようと考えていたけど・・・予算の都合でイクシオンにしました。
イクシオンは柔らかい乗り味で、オープンコルサのしなやかさとはちょっと違うんですよね。

追伸
フレームをBOTTECHIA 8AVIO EVOに変えました。

_ Kon ― 2018年05月02日 23時10分24秒

MavicのYKSIONですね。
私は、チューブラーはVittoria、クリンチャーはコンチネンタル、チューブレスはハッチンソンを定番にしてきて、ほかは使ったことがありません。妻にも言われるのですが、年々頑固になってきて、これと決めたらてこでも動かん、というやつです。こうなるともういけません。

BOTTECHIAとは渋いですね。トップチューブの形状に特徴があるので、Akiさんを見かけたらすぐにわかりそうですね。今年もどこかですれ違えたら光栄です。

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