Improved Reflektor-D (14)2015年04月20日 13時21分44秒

完成度を上げるために少しずつ手を加えている。4月17日版からの変更点は以下のとおり。

1)回路図を点検したらM2のゲート抵抗が抜けていたのでR9として書き加えた。

2)C3を追加した。テフロンコンデンサである。
気のせいかもしれないが、このコンデンサがあると高音が落ち着くように感じる。基板に搭載しようとすると結構場所を専有するが、なんとか押し込んだ。

36時間経過して聴いてみる。繊細さと躍動感が素晴らしいバランスで両立している。まだ若々しいワインのようではあるが、これが熟成が進んでいったらと期待させる。

いつも聴いている落語家志ん生の声が実によい。
ネット上にはいろいろな音源がアップロードされていて音質も様々ではある。おまけに古い録音である。それでもReflektorの回路の違いが如実に聴き取れるところがおもしろい。

昔子供のころだが、真空管(ST管であった)ラジオの前にちょこんと座って落語や浪曲、浪花節を聴いていた。あのなつかしいラジオの音を思い出す。

【訂正】
2015年4月20日版の回路図でD2の位置に誤りがあったので訂正しました。2015年4月25日版として再掲載します。